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弍拾伍話 ページ26

川上side

俺が、曖昧な夢をようになったのはつい最近。多分、前世じゃないかなって思った。その事前Aに話すと、なんか戸惑いのようなそんな顔をしていた。あと、白州も同じような夢を見るんだって言ってた。

IN学校

『A、おはよう。』

A「おはよう」

最近、Aは何かを追い込んでいるような感じ。体は鍛えられていて、手には野球部以上の豆ができている。

『3日ぐらい来なかったから心配した。倉持に聞けば、“白州も俺と同じような夢を見る”って言ったら学校休むって言って帰って言ったって聞いたからさ、なんかごめん。気悪くしたなら謝る』

A「別に謝らなくていいよ。心配してくれてありがとう」

少しだけ微笑んでくれた。

川上side終了

教室に入り、真っ先に聞かれたのは、修学旅行の事だった。

モブ男「嘉田海、お前はどうするんだ?」

『修学旅行には行かないから班は適当に決めてもらって構わない。』

モブ女「嘉田海君も来ないの?」

『俺以外にもいるのか?』

御「俺らだよ」

『そっか。野球部は秋大の真っ最中だもんな』

倉「お前はなんで行かねぇんだ?」

『家の事があるから【嘘、任務があるから】』

倉「へぇー、そうなんだ」

修学旅行は行きたくない。誰かと一緒に寝るなんて真っ平御免だ。

数日後、2年のほとんどが修学旅行に行っている中、俺らは学校で自習になっていた。今は体育の授業、サッカーをしている。もちもん俺も。

「御幸 どフリー」

かすん

前「まかせんかい」

ちっぷ

てーんてん ペ

「白州 ゴール!!」

へぇ、野球はできてもサッカーは出来ないんだ。

沢「授業サボって何サッカーしてんすか?先輩方」

倉「他の連中は修学旅行中だからよ…俺ら今日ほとんど自習なんだよ」

沢「なるほどそれなら安心しました!!皆さんサッカード下手なんでみてられなくて」

「うるせ!」

ま、わかる気がするわ

『洋一、ボール貸してくれ』

倉「嗚呼」

リフティングしていると3年の先輩方が声を掛けていた。

伊「お前ら大会中なんだろ?怪我すんなよ!!」

ザワザワ

ボールを高く蹴りあげ、軽くシュートする。

前「ス、すげーな。嘉田海ってなんでも出来るんやな!」

伊「彼奴誰だっけ?」

亮「嘉田海君だよ。1年からずっと学年1位らしいよ。」

哲「なんで、修学旅行行ってないんだろうな。」

川「もう一回やって!」

続く

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マリイ - 丹波光一郎の小説も書いて欲しいです丹波さん好きだけど小説ないんで (2020年11月2日 19時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:結依 | 作成日時:2020年10月31日 18時

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