ヒーロー達に ページ26
(太宰side)
あ〜、Aちゃんと一緒の班がよかったな〜
乱「おい、太宰」
太「なんですか？乱歩さん」
乱「あれは、なんだ？」
…え？
なんかブラックホールみたいなの出てきたんだけど、なんだいこれは？
乱「!!全員下がれ!!!!」
どうしたんだ、乱歩さん
乱「太宰、来るぞ」
太「なにがですか？」
乱「僕にもわからない…でも、強いぞ」
乱歩さんに分からないなんて…
そうすると、後ろから
芦「きゃあ!!」
乱「このワープゲートは囮か!!」
私はまだ状況を理解できない。
だが後ろを向いてすぐ分かった
太「なっ!!」
気づいた頃には、耳郎ちゃん、上鳴くん、切島くんの姿がなかった。
太「くそっ!遅かった…!!」
乱「キミたち、あいつらは何者だ？!」
瀬「あれが、あれが敵です!!」
あれが、敵!!
乱「!!太宰、D班の誰かが怪我をする。」
D班って…まさか!!
太「乱歩さん!!まさか、Aちゃんじゃ、Aちゃんじゃないですよね？!」
乱「落ち着け太宰!そこまでは分からない…」
そんな…無事でいてくれ、Aちゃん。
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ、ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ
乱「社長!どうしよう、生徒が3人連れていかれて…え？A班でも1人、D班は4人？!」
芦「なっ!!」
乱「え？うん…うん…太宰、」
太「なんですか？」
乱「社長が変わってくれって」
なんとなく嫌な予感はしていた。
太「社長!Aは無事なんですか？!」
《落ち着いてきけ太宰》
いやだ…
《Aは、》
聞きたくない…!
《重症だ。》
…そんな。
分かっていたら少しでもそばに居たのに。
同じ班になって護れたのに…
《だが、今与謝野に見てもらっている。大丈夫だと思うが…》
太「重症って…？どのくらい重症なんですか？」
《…両腕がない。》
私は絶望した。
太「そん…な…」
電話を乱歩さんに渡した。
《今すぐ全員武装探偵社に連れてこい》
乱「分かったよ。怪我したのはやっぱり…」
私は今誰の声も聞こえない。
それくらい絶望した。
Aちゃん…そんなに無理する意味があるのかい？
君が嫌いなヒーロー達に。
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ＹH - 最後まで書いていただきありがとうございます。最後もう悲しいですね。この作品良かったです (2018年12月9日 14時) (
レス) id: d352232727 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！楽しませていただきました！！ (2018年12月9日 12時) (レス) id: 48f4ee6765 (このIDを非表示/違反報告)
xxvl6w6lvxx(プロフ) - 最後、泣きました！！・゜・(つД｀)・゜・ (2018年12月9日 1時) (レス) id: 84d8494927 (このIDを非表示/違反報告)
囚人 - 弔ぁぁぁ！面白いです。更新頑張って下さい！ (2018年11月29日 16時) (レス) id: 235e75e60a (このIDを非表示/違反報告)
はなまる。(プロフ) - まんじゅうねこさん» CDの太宰さんのこのセリフ好きなんです!w (2018年11月25日 22時) (レス) id: 3f92d0d81b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなまる。 | 作成日時：2018年11月18日 23時
