夏祭り ページ10
そのまま高橋に引きずられて校舎裏に。
「何？」
「Aちゃん知らんの!? 神山くん、怒ったらめっちゃ怖いんやで!!」
「いや、私怒られたことないし。」
「くぁー、優等生!!」
「私先生。」
「というか、そもそもアンタが校舎に落書きしたのがいけないんでしょ。」
「……そうきたか。」
「何がよ。」
それよく関西出身の先生とか生徒とか使ってるやつ。
何なの、人気なの？
「あれ、」
「何？」
「何で落書きの高橋が俺って分かったん？他にも何人か高橋っておるやろ？」
そういわれれば、確かに。
自分でも何で高橋って分かったのか……。
まあ教え子だから見慣れてる、っていうのもあるんだろうけど……。
「まぁええわ、教室戻ろ。」
「え、もうこんな時間!? チャイムなっちゃう！急いで!!」
「うわ、ちょ、押さんで! こけるこける!!」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「学活始めます、えー、学級委員の那須くんと大崎さんは前に出てください。」
うちのクラスの学級委員は、優秀だって先生の中でも褒められる。
変人の多いこのクラスの制御は、先生でもできる人がいないからね。
だから大体のことはこの二人に任せっぱなし。
「それじゃぁ、高校開催夏祭りの、出し物決めますね。」
「近くの人とペアで話し合ってください。」
大体のクラスメイトが隣の人や、班で話し合っている。
「なぁなぁAちゃん、どんなんがええと思う？」
「席戻れ阿保。」
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Kyoro丸。(プロフ) - 太陽さん» 気付いてくれる人がいて良かった！これからも登場するから楽しみにしててね。 (2023年3月9日 21時) (
レス) id: ea6fdef67d (このIDを非表示/違反報告)
太陽(プロフ) - 他の作品にも出てるキャラが出てるの、凄い好き。 (2023年1月10日 18時) (レス) @page1 id: 579c1b2825 (このIDを非表示/違反報告)
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