眼鏡(おぎやはぎ 矢作) ページ37
【くず餅さまリクエスト】
友達に変な気を利かされて、高校時代のクラスメイトと二人で会うことになった。そのクラスメイトはタクトという名前だったらしいがそいつ曰く、高校時代に私がタクトを好きだったらしい。友達もなぜかそれを信じた。
実際そんなことはなかったし、タクトって名前すら覚えていなかったから、正直今からどんなヤツと出会うのかわからない状態で待っている。そもそも私が興味のないヤツのために待つ必要あるのか。
タクト「よーA、久々やなー」
矢作『あーこの人がそうなの？』
タクト「そんな警戒せんでもええやん」
矢作『そうだよ、タクくん仲良くなりたいだけなんだって』
警戒するのはもう一人すごい人がついてきたから。決してタクト自身を警戒したのでは無いし、コイツが誰か思い出したわけでもない。というより誰かわからない。誰だ、クラスメイト半分ぐらいしか思い出せないのに。それはそれでいいとして、横に付き添っている矢作さんらしきモノが警戒する全ての原因。
ロケに来てたのかと思ったのと同時に、小木さんはいないのかと頭の片隅で考えてしまった。
喫茶店に移動した。やっぱりタクトが誰だか思い出せない。そして矢作さんはやっぱり近くにいる。私たちが座っている席と、通路を挟んでソファタイプの席でくつろいでいる。
タクト「……A、隣ばっか見てどないしたん？」
矢作『ん？俺のこと見えてんの？変わってるねぇ』
「自覚はあります」
タクトは私の奇妙な発言に若干引いている。多分私はオバケが見えてるということになっているだろうけど。
「ところで、タクトさん？高校の時のクラスメイトって聞いたんですけど、何年の時？」
タクト「あぁ……２年……の時かな？てか、もしかして俺のこと覚えてねぇの？」
矢作『タクくん高校の時卓球部入ってたんだよ。２年の時はちょうど県大会で団体部門２位になったんだよ。でも表彰式当日で体調崩しちゃってね、もう一人のコが舞台で受け取ったのよ』
「……悪いけど、全く覚えてない」
中学、高校で表彰された生徒とか友人か知人でない限り覚えてるわけがない。当時学校の部活動の成績とかそんなに興味も無かったし。……ところで矢作さん、何の妖精なのだろう。
【続く】
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すみじゃー(プロフ) - おはちさん» 読み返したらおはちさんだけ返信ありませんでした。申し訳ございませんでした。そしてコメントありがとうございました。 (2017年12月6日 0時) (
レス) id: 1ba299396b (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ - なるほど。ありがとうございます。大丈夫です。面倒くさいんじゃないんですよね。面倒くs..(( (2017年10月2日 20時) (レス) id: 811691b38d (このIDを非表示/違反報告)
すみじゃー(プロフ) - ユカリさん» 少し髪が長いこと、２０代であること以外は特に決めてませんねぇ。先生方の夢主は無気力設定だけ存在します。基本は読者様の想像か、自分に当てはめていただくようにしてもらおうかと思って細かくは作っていないのです。いや、メンドくさいとかじゃ(( (2017年10月2日 20時) (レス) id: 1ba299396b (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ - あと余談ですけどすみじゃーさんって夢主の外見とかなんとなーくでも決めてるんですか？自分好きな作品のイメージイラストを描くのが趣味でして。 (2017年10月2日 20時) (レス) id: 811691b38d (このIDを非表示/違反報告)
すみじゃー(プロフ) - ユカリさん» ユカリさん、さすがです。鋭いです。あとはアキナ山名さんと絡ませたかっただけです。捕捉：トキ似と表現したのは夢主と絡んでないだけです。 (2017年10月1日 23時) (レス) id: 1ba299396b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみじゃー | 作成日時：2017年5月8日 21時
