防弾少年団との恋 (ページ4)

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夢か真か 2 ページ4

「ええ...えええ....絵？絵？は？歯？葉？柄？」
「だ、大丈夫ですか？」
「ま...まじですか？」
「まじです。」
「からかってます？」
「いえ。」
「まじですか...」
「はい。」
私は泣き崩れた。
最近、ほんと涙もろいなあ。
「大丈夫ですか？」
「はい....」
「あの....お返事は怪我が治った後...」
「こちらこそ、お願いいたします。」
「.....え、ほ、ホントですか？」
「はい。」
「....よろしく...ね、A。」
「はい、よろしくお願いいたします！テテさん。」
その後、二人は熱いハグを交わし、別れた。

ついに退院する日。
「退院おめでとう、A。」
「ありがとう、花。」
付き添ってくれた花から、花束をもらった。
ホントにいいやつだ。
「退院おめでとう、A。」
「あ、テテ！」
「きゃあああ！」
「テテ、ありがとう。」
「これ、退院祝いの花。」
「わあ。ありがとう。」
「ちょ、ちょっと待て...。あんたなんでそんな馴れ馴れしく...。」
「さあ、行こうか。せっかくだから、家まで送るよ。」
「ありがとう、でもせっかくだから、ドライブしたいな。」
「ok、わかったよ、A。」
ちゅっとテテは私の頬にキスする。
「もー、テテってば。」
「いいじゃないか。」
あはは、と二人は病院を出た。
「な、なな、なんだったのよ、あれ」
残された花は、呆然と立ち尽くしていたとさ。

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