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ーウソクsideー


ウソク「え‥ 何これ?」


「生姜湯」



ウソク「生姜湯?」



「ハチミツ入りで
めちゃくちゃ美味しいから」



そう言って
水筒を差し出す彼女



最近俺たちの
新しいマネージャーになった彼女は
同い年とは思えないほどしっかりしている


そして無駄に気が利き
同世代の女性とは思えないほど
とてもサバサバしている



ウソク「ハチミツ入り‥」



‥‥‥そんな中

俺はその年季の入った水筒を見ながら
考えていた


この人はなぜ
俺が風邪をひいてる事に気づいたのか




「あれ?
もしかしてウソク君
ハチミツ苦手だった?」



ウソク「え、」



すると彼女は



「ハチミツ苦手なのかぁ‥‥」



何とも言えない顔で水筒の蓋を開け
生姜湯とやらをコップへ注ぎ始めた



いや‥‥。
苦手とは言ってないのだが



すると


ゴクゴク……


なぜかそれを自分で飲み始めた



ウソク「え‥ っ、」




「うん。やっぱ美味しい」



そう言って頷くと
再びコップへ生姜湯を注ぎ



「とりあえず飲んでみて」



俺の前へと差し出した



「思ってるよりハチミツの味しないから」



どうやら俺が
ハチミツが苦手だと勘違いしてるようだ



ウソク「‥‥ありがとう」



そしてコップを受け取り
生姜湯を口にすると



「どう?」



目を耀かせながら聞いて来た




「意外にイケるでしょ」




何だろな


この人懐っこい感じ




ウソク「美味しいよ」



「でしょ」



ウソク「けどこれどうしたの?」



「いや昨日の夜
ウソク君ノド辛そうだったでしょ」



ウソク「え‥」



「だから今朝作って持って来たわけ」



この人‥‥


俺が昨日から調子悪いことに
気づいてたのか



「それ本当よく効くから」



ウソク「へぇ‥‥」



「昔、喉の調子悪くなったら
必ずそれ飲んでたんだよね」



ウソク「え‥?」



「あっ、いや風邪ひいた時にね
それ飲んだら嘘みたいに良くなったから
ウソク君にも飲んでもらおうと思ってさ」



そう言って
子供のような顔で笑う彼女から
なぜか目が離せなかった



「とりあえず明日も歌番組の収録あるから
早く喉治さなきゃね」



ウソク「‥‥うん」



「よし、着いた」



勢いよくバンの扉を開けると



「今日も1日ハードだけど頑張ろう」



そう言って
思いきりガッツポーズする彼女




ウソク「朝からテンション高‥(笑)」




そんな彼女に
思わず笑みがこぼれた

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設定タグ:K-POP , X1 , スンヨン   
作品ジャンル:恋愛
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スンスン(プロフ) - omcさん» コメントありがとうございます(;;)最近更新出来てなかったんですけど頑張りますね(*^-^*)コメントとても励みになります♪本当にありがとうございます(*^-^*) (2019年12月29日 0時) (レス) id: 7628bf8481 (このIDを非表示/違反報告)
omc(プロフ) - 更新待ってます!^^ (2019年12月28日 0時) (レス) id: f9ed6aa5ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スンスン | 作成日時:2019年10月4日 19時

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