15 ページ15
ーyou sideー
｢まぁ実際有難いんだけどね｣
ｽﾝﾖﾝ｢有難い？｣
｢今朝初めて皆のこと迎えに行ったけど
朝が弱い子が多かったから明日からは
もう少し早めに迎えに行こうかと思って｣
ｽﾝﾖﾝ｢あぁ〜
確かに皆そんな朝は強くないかも｣
｢だよね
特にドヒョン君はなかなか手強かったから
明日は１番に起こさなきゃだわ｣
ｽﾝﾖﾝ｢アハハw
確かにドヒョナは手強いかも｣
｢今朝何やっても
なかなか起きなくて焦ったもん｣
ｽﾝﾖﾝ｢ドヒョナは食べ物で釣れば良いよ｣
｢食べ物？｣
ｽﾝﾖﾝ｢特にカルビを使うと
効果てきめんだから１度使ってみて｣
｢朝からカルビ！？｣
ｽﾝﾖﾝ｢ドヒョナは育ち盛りだからね｣
｢確かに｣
ｽﾝﾖﾝ｢これマジで効果あるから｣
｢分かった(笑)
また使ってみるよ｣
ｽﾝﾖﾝ｢うんw｣
｢そういうスンヨン君は大丈夫なの？｣
ｽﾝﾖﾝ｢え、俺？｣
｢もうこんな時間だし
明日起きれる？｣
ｽﾝﾖﾝ｢うぅ〜ん、どうだろう
たぶん大丈夫｣
そう言って
ニカッと微笑むスンヨン君
笑顔が眩しすぎるじゃないか
｢帰ったら早く休んでね｣
ｽﾝﾖﾝ｢はぁ〜い｣
そう言うとスンヨン君は
楽しそうに私の隣をゆっくり歩くと
ｽﾝﾖﾝ｢着いたw｣
｢え、｣
マンションの前で足を止めた
ｽﾝﾖﾝ｢今日は寒いから
Aさんも温かくして寝なきゃ駄目だよ｣
｢あぁ… うん｣
ｽﾝﾖﾝ｢じゃあ、また明日｣
｢うん。｣
ｽﾝﾖﾝ｢おやすみ〜｣
するとスンヨン君は手を大きく振り
笑顔で帰っていった
｢‥‥‥｣
‥‥もしかして
｢わざわざ遠回りして‥ 送ってくれた？｣
９年ぶりに会うスンヨン君は
昔と変わらずとても優しかった
｢って、スンヨン君
買ったもの忘れて帰ってるし｣
ースンヨンsideー
勇気を振り絞り彼女に聞くも
｢きっと人違いなんじゃないかな｣
そんな答えが返って来た
諦めの悪い俺は
ｽﾝﾖﾝ｢‥‥本当に？｣
もう１度聞いてみた
‥‥が、
｢だって私
スンヨン君と会うの昨日が初めてだし｣
あっさりそう答えるAさん
｢それにこんな顔
どこにでも居るでしょ｣
ｽﾝﾖﾝ｢どこにでも‥｣
これ以上聞いても
きっと彼女の答えは変わらない
そう思った
そこからしばらくして
彼女をマンションまで送り届け
ｽﾝﾖﾝ｢じゃあ、また明日｣
｢うん。｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 408人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
スンスン(プロフ) - omcさん» コメントありがとうございます(；；)最近更新出来てなかったんですけど頑張りますね(*^-^*)コメントとても励みになります♪本当にありがとうございます(*^-^*) (2019年12月29日 0時) (
レス) id: 7628bf8481 (このIDを非表示/違反報告)
omc(プロフ) - 更新待ってます！^^ (2019年12月28日 0時) (レス) id: f9ed6aa5ba (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：スンスン | 作成日時：2019年10月4日 19時
