13【SY side】 ページ13
｢っっ｣
ムッとする彼女が
何とも愛くるしい
ｽﾝﾖﾝ｢とりあえず飲んでみてよ｣
｢何でそこまでして
飲ませようとするかなぁ｣
ｽﾝﾖﾝ｢マネージャーの体を思ってこその
愛ある言葉です｣
｢何それ｣
ｽﾝﾖﾝ｢冗談抜きで
それマジで飲みやすいから
少しだけ飲んでみてって｣
｢‥‥本当に？｣
めちゃくちゃ疑ってるし‥‥(笑)
ｽﾝﾖﾝ｢本当｣
｢‥‥｣
ｽﾝﾖﾝ｢1口で良いから｣
すると彼女は
その野菜ジュースと
しばらく睨めっこを続けた後
｢1口だけね｣
そう言って
ストローをサクッと突きさし口つけた
‥‥‥。
その姿が小動物のようで
思わず吹き出しそうになる
｢‥‥｣
ｽﾝﾖﾝ｢どう？｣
｢‥‥｣
ｽﾝﾖﾝ｢案外いけるでしょ？｣
｢‥‥いける｣
ｽﾝﾖﾝ｢え？｣
｢めちゃくちゃ美味しい｣
目を大きく見開き
野菜ジュースを見つめるAさん
ｽﾝﾖﾝ｢ハハッw｣
｢えっ、何これ
野菜の味全くしないんだけど｣
ｽﾝﾖﾝ｢だよね
それ飲みやすいから俺も好きなの｣
｢凄い
これならいくらでも飲めちゃう｣
ｽﾝﾖﾝ｢良かった良かった｣
｢めちゃくちゃ美味しい〜｣
子供みたいに喜んじゃって
‥‥可愛いな
ｽﾝﾖﾝ｢ねぇ‥ Aさん｣
｢ん？｣
ｽﾝﾖﾝ｢ちょっと聞きたい事あるんだけど｣
｢聞きたいこと？｣
こうして改めて彼女と話してみて
気づいたこと
｢何？｣
確信は持てない
‥‥けど
ｽﾝﾖﾝ｢俺達‥‥｣
聞かずにはいられなかった
ｽﾝﾖﾝ｢前にも１度
‥‥会ったことあるよね｣
そしてもし
｢え‥‥｣
Aさんが
あの日の“彼女”じゃなかったとしても
｢‥‥‥｣
俺は彼女を好きになる
そんな気がした
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スンスン(プロフ) - omcさん» コメントありがとうございます(；；)最近更新出来てなかったんですけど頑張りますね(*^-^*)コメントとても励みになります♪本当にありがとうございます(*^-^*) (2019年12月29日 0時) (
レス) id: 7628bf8481 (このIDを非表示/違反報告)
omc(プロフ) - 更新待ってます！^^ (2019年12月28日 0時) (レス) id: f9ed6aa5ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スンスン | 作成日時：2019年10月4日 19時
