12【SY side】 ページ12
スンウ「うぅん‥‥ 何となく」
‥‥何となく
スンウ「マネージャーを見るスンヨンの目が
何かいつもと違う気がして」
スンヨン「え‥」
スンウ「あとスンヨンだけ
意識的に彼女と会話してない気したから」
スンヨン「‥‥そう?」
さすがスンウヒョン
ものすごい洞察力
スンヨン「ちょっと俺
コンビニ行ってくるわ」
スンウ「あぁ」
数分後
コンビニに着くと
スンヨン「あれって‥」
・
・
スンヨン「Aさん」
バッ…
「スンヨン君?」
スンヨン「やっぱAさんだ」
驚いた表情でコチラを見る彼女に
思わず笑みがこぼれた
「え‥ こんなことで何やってんの」
スンヨン「買い物だけど」
「あっ、そうだよね」
スンヨン「そういうAさんは
これから夜ご飯?」
「いや…実は引っ越して来たばっかで
家に何も食料なくて」
スンヨン「へぇ〜」
そういう彼女の手には
カップ麺が握りしめられていた
スンヨン「もしかして
それが今日の夜ご飯?」
「まぁ‥」
スンヨン「俺達にはしっかり栄養取れとか言うくせに自分はカップ麺なんだ」
「それはだって
キミ達は体力仕事だし
しっかり栄養取らなきゃ駄目じゃん」
スンヨン「体力仕事ねぇ‥」
「栄養不足で倒れたら大変でしょ」
スンヨン「それはAさんも一緒じゃん」
「え‥」
スンヨン「Aさんの方こそ
体力勝負じゃないの?」
「それはまぁ…そうだけど」
スンヨン「ちゃんと野菜も食べなきゃ駄目だよ」
「野菜っ」
スンヨン「何、もしかして野菜嫌いなの?」
「べっ、別にそういうわけじゃ」
スンヨン「嘘だ
その反応は絶対嫌いでしょ」
「仕方ないじゃん
子供の頃から野菜はどうも苦手で」
スンヨン「ふぅ〜ん…」
プライベートなせいか
仕事中より話しやすいかも
スンヨン「これ」
俺は棚にあった
野菜ジュースを差し出した
「えっ、飲めないよ」
スンヨン「騙されたと思って飲んでみて」
「無理だから
私野菜全般本当に苦手なんだって」
スンヨン「駄目です
マネージャーには
元気で居てもらわなきゃいけなんで
ちゃんと野菜は取ってください」
「何で急に敬語…」
.
.
その後
公園のベンチに座り
俺が買った野菜ジュースと
睨めっこしているAさん
スンヨン「そんな見たら
穴空くよ(笑)」
「はっ、空くわけないでしょ」
スンヨン「冗談なんだけど(笑)」
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スンスン(プロフ) - omcさん» コメントありがとうございます(;;)最近更新出来てなかったんですけど頑張りますね(*^-^*)コメントとても励みになります♪本当にありがとうございます(*^-^*) (2019年12月29日 0時) (レス) id: 7628bf8481 (このIDを非表示/違反報告)
omc(プロフ) - 更新待ってます!^^ (2019年12月28日 0時) (レス) id: f9ed6aa5ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スンスン | 作成日時:2019年10月4日 19時