もう一度君の隣で、(緑) (ページ21)

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21話ページ21

赤side

次の日から俺達は6人で活動を始めた。

歌割りも色々あるし、立ち位置だって変えなダメやし、新曲が出ることになったら神ちゃんの分までみんなで覚えた。

それでも、誰1人文句言うやつはおらんかった。大事なメンバーのためやから。

オフのやつがおったら常に神ちゃんのお見舞いに行った。

めっちゃ元気な日もあれば、薬の影響で少ししんどそうな時もあった。

でも最近はずっと調子が良さそうだった。

神ちゃんが入院してから1ヶ月ほどたったとき、、俺達は病院に呼ばれた。

神ちゃんのことについて話がある、と。

俺の頭に2つの考えがよぎった。

神ちゃんの復帰に希望が見えたか、

神ちゃんはもう長くないのか、

後者であってほしくない。

復帰が出来ないとしても、神ちゃんの命が続かない、それだけは受け入れたくない。

それはメンバーもみんな同じ思いみたいやった。

黄｢みんな行けるか？｣

桃｢う、うん、、｣

橙｢大丈夫、俺らの神ちゃんやぞ？｣

そうや、俺らの神ちゃんや、

俺の相棒や