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5巻 ページ6

〜次の朝


ピンポーン

今私はしげくんの家の前にいる。


見た目は昨日お姉ちゃんに教えてもらった通りにした。


しげ母「あら、Aちゃん!いらっしゃい、いつもいつもうちの大毅がごめんね。今起きてるから」

『全然大丈夫です』

しげ母「なんか今日のAちゃん雰囲気違うね。いつも可愛いけど今日は一段と可愛いね」

『そっそんなことないです!』

顔に熱が集まるのがわかった。


階段から慌ただしく降りてくる音がする。

しげ母「あ、大毅だ。じゃあね、Aちゃん。」

『はい!』



重『ごめんな!A!...ッ』


靴を履いて顔を上げたしげくんは一気に顔を逸らした。


『ど、どうしたの?』

重『な、なんでもない!ほら、行くで!』


そう言って少し先を歩いた彼の顔が少し赤かったような気がしたのは気の所為ですか。

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作者名:皇子 | 作成日時:2018年11月11日 20時

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