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あっという間に最寄り駅に着いた。

改札を出て、私の家までの道を歩いていると、




「祐基くんちはどの辺なの?」

「俺んちもこっちの方面だよ」

「え、そうなんだ!まさか家も同じだったりしてね」

「ははっさすがにそれは凄すぎる」





この辺りはマンションやアパートなどが多く建ち並んでいるから、私達くらいの一人暮らしの人なんて沢山見かける。

本当に祐基くんとは何処かで会ってたかもしれないな。



そんな事を考えてるうちに私の住むアパートに到着した。




「私んちここです」

「俺んちここです」

「え?」




隣に立っている祐基くんからそんな声が聞こえた。

まさか本当にアパートまで同じ?と思いながら祐基くんが指差す方へ目線を向けると、




「めっちゃ近いじゃん!」

「ね」

「え、祐基くん何でそんなに反応薄いの?」

「あ、いや、ビックリしすぎて反応が追い付いてないだけ」

「そっか、まあそうだよね」

「うん」




少し距離は離れているが、俗に言うお隣だった。

こんな事ってあるんだなぁと、ビックリし過ぎてなのか未だぼーっとしている祐基くんを見ながら考えていた。




「祐基くん、送ってくれてありがとう」

「ははっ送ったって言っても、俺んちもそこだけどね」

「確かにね。でも他にも色々とありがとう」

「俺何にもしてないよ〜」

「そんな事ないよ、ほんとありがとう。今度は小笠原くんも一緒に飲みにでも行こうよ」

「うん、そうだね。そうしよう」

「じゃあまたね」

「うんおやすみ!」




そんな会話を交わして、それぞれの家路に着いた。





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設定タグ:超特急 , 村田祐基 , ユーキ   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - みさん» コメントありがとうございます。たくさんの嬉しいお言葉恐縮です...!完結まで見届けて頂きまして本当にありがとうございました!番外編の方もよろしくお願い致します。 (2019年2月25日 10時) (レス) id: 4f5277fea8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はじめまして、ほぼ毎日ドキドキしながら更新を待ってました!完結お疲れ様でした。ラストに近づくにつれて涙止まらなかったです…。完結してしまって寂しいですが、番外編も書かれるとのことで最後まで楽しみにしています! (2019年2月25日 0時) (レス) id: 47a502277b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - まのさん» まのさん、コメントありがとうございます。拙い文章ですが、これからも読んで頂けると嬉しいです! (2018年10月17日 22時) (レス) id: 4f5277fea8 (このIDを非表示/違反報告)
まの(プロフ) - だいすきです…すごく大好きです…!更新楽しみにしています……! (2018年10月17日 20時) (レス) id: 884b859a47 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年9月18日 1時

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