【鬼滅の刃】罪柱の前罪ちゃん。

九。 ページ10

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善逸、伊之助が前罪の働きにより機能回復訓練に復帰後。

既に常中を習得した炭治郎からやり方を教わるも、炭治郎の壊滅的な語彙力や表現の仕方では分かるはずもなく、それを見かねた胡蝶が助けに入る。



胡蝶「炭治郎君が会得したのは全集中・常中という技です。


全集中の呼吸を四六時中やり続けることにより基礎体力が飛躍的に上がります。


これはまあ、基本の技というか初歩的な技術なので出来て当然ですけれども、
会得するには相当な努力が必要ですよね。

まあ、出来て当然ですけれども仕方ないです、出来ないなら。

しょうがない、しょうがない。

それに、伊之助君の子分であるAさんはもうとっくに会得していますよ。親分がそんなので良いのですか？」



伊之助「はあーん？！できてやるっつーの当然に！！
舐めんじゃねぇよ、両方とも乳もぎ取るぞコラ！」


＿＿＿＿＿＿＿伊之助大奮起






胡蝶「頑張って下さい善逸君
Aさんも一番応援していますよ」


善逸「ハイ！！！」


＿＿＿＿＿＿善逸大奮起







数日後
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

伊之助「やってやったぞゴラァ！！」

善逸「俺は誰よりも応援された男！」

＿＿＿善逸、伊之助全集中・常中を会得





そして、なんやかんやあり炭治郎達は蝶屋敷を立つ









善逸「えーっ！
まだ指令来てなかったのかよ！いて良かったじゃんしのぶさんちに！」


炭治郎「治療が終わったし、一箇所に固まっているより」
善逸「あんな悲しい別れしなくてもよかっただろ！それにまだAさんと甘味処行ってないしよ！」


と、善逸のいつもの女の子大好き症候群と、へっぴり腰が発動しているなか。


伊之助「なんだあの生き物はー！！
こいつはアレだぜ、この土地の主…この土地を統べる者。
この長さ、威圧感、間違いねぇ。今は眠ってるようだが油断するな！！」


伊之助の山の王センサーが発動。



伊之助「猪突猛進！！」


そう言いながら、列車に激突し出す。
その音と、騒ぎを聞きつけた駅員が炭治郎達に駆け寄ってくる。


「あっ、刀持ってるぞ…！
警官だ、警官を呼べ！！」



善逸「やばっ！やばいやばいやばい！逃げろ！」



何故逃げなければならないのか分からない炭治郎達に、二人よりもまだ鬼殺隊を知ってる善逸が説明する。



＿＿＿＿こうして、和気藹々としながら煉獄のもとへ向かう炭治郎達は何も知らない









「夢を見ながら死ねるなんて、幸せだよね」

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