パート34話 ページ39
グルッペン視点
そうか……
本名は……ライクじゃなかった…
俺は、ライクって名前があいつに似合っとるって思っとったけど……
A………
(グルッペン) フフっ…いい名前じゃないか…(ﾎﾞｿｯ)
なぜ、母さんと父さんは俺に教えてくれなかったんだろう…
やはり、ライっ……じゃなくてA…が無能だからか？
それだったらやはり許せないな…
いや、でもAは母さんのことは好きだったな………よく、城の庭で遊んでたような……
そう思いながら、目を閉じる。
少し昔の事を……
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ちょうど、6歳辺りの頃……
(父様) 偉いなぁーグルッペンは！
(グルッペン) ………そ…うですか…
(父様) そうだ！ほら、胸を張れ！いずれ俺の後を継ぐのだゾ！お前は！
そんな風に言ってくる父さんを……俺は、大嫌いだった。
なぜ、ライクに悪口を言う？
なぜ、色が分からない…ただそれだけで差別をする？
なぜ……彼を……見下す？
いつも疑問だった。
ライクは何一つ悪くない。
なのに、父様に悪口を言われている。
俺なんかより、愛らしくて…それでもたまにかっこいい自慢の弟……それがライク…
だから、こそ…自慢の弟を守りたい。
そう思った。
父様の部屋から出て、すぐ隣に小さい庭がある。
少し気になって窓越しで覗いてみると……
(ライク) かあさーーまーーー!!!
(母様) あら！ライク!!!……どうしたの？
(ライク) あのね！これ！上手くかけたのー!!!
少し見てにくいが……若干見えるな……
ライクが持っていたスケッチブックを後ろから覗く……と…
(母様) !!!これ……バラの花かしら？
(ライク) そうだよー、
(母様) 綺麗にかけてるわねぇ…凄いわ！ライク!!!
(ライク) えへへ、そうかなぁ…ありがとう母様！
そう言いながら、頭を撫でてもらっている。
その時の、ライクは……太陽より…もっともっと綺麗な……満面の笑みを浮かべて…微笑んでいた……
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まーぶる(プロフ) - メメランさん» テスト…………ﾊﾟﾀﾘ｡ (2019年10月3日 21時) (
レス) id: 202e147d3a (このIDを非表示/違反報告)
メメラン(プロフ) - まーぶるさん» テスト……ヴッ頭が (2019年9月29日 18時) (レス) id: 7e9858dfa0 (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる(プロフ) - mo4さん» えぇ!?……好き!?………あ、ありがとうございます!!!!? (2019年9月29日 17時) (レス) id: 202e147d3a (このIDを非表示/違反報告)
mo4 - え、好き。（唐突な告白) (2019年9月29日 17時) (レス) id: c8f50611df (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる(プロフ) - るうさん» るう先輩ーーー!!!作品見てくれるだけでも十分嬉しいでっすよー！マジで会いたk(((殴 (2019年8月1日 9時) (レス) id: 202e147d3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まーぶる | 作成日時：2019年7月7日 16時
