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17話 別れの時。 ページ18
ついに別れの時が来てしまった。
政府が椿を迎えに本丸へと来た。
椿は刀剣一人一人と言葉を交わしたり抱き合ったりしていく。
そして、最後に私の元へとやってくる。
椿「A、今までありがとう!みんなのことは絶対忘れない。Aみたいな審神者になるのが私の夢!」
貴方「……椿。こちらこそ本当にありがとう。いい審神者になってね。」
椿「うん!」
椿は、万遍の笑みで言った。
椿「みんな大好き!ぜーったい忘れないから!また会いたい。だから、またね!みんな!!」
椿はそう言うと、政府の人とともに本丸を去った。
椿の姿が見えなくなると、刀剣達はみんな悲しそうな表情をしたり、涙を流したりしていた。
貴方「……椿は、必ず立派な審神者になるわ。またいつか会える。きっとね。」
確証は無かった。それでも私はきっとまた椿に会えると心の底から思っていた。
私の言葉にみんなは強く頷いた。
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作者名:乃華龍 | 作成日時:2018年2月12日 0時