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16話 伝える。 ページ17

次の日の夜。


貴方「……椿。大切な話があるの。」


椿「なあに?」


貴方「………あと2日で………貴方はここを出なければならないの…。政府の人があなたを迎えに来て、椿は新しい本丸に行くか、お母さんの元に戻ることになるのよ。」


椿「Aは、みんなは来ないの……?」


貴方「……そう。私たちはついていけない。……椿はこの1年で、立派に成長した。私たちの仕事はこれで終わり。………お別れなの。」


椿「…お……別…れ?………一緒にいられないの……?」


貴方「………ええ。…ごめんなさい。椿ならきっといい審神者になれるはずよ。」


椿は、私に抱きつくと泣き出した。


どんな言葉をかけていいのか、全く浮かばなくなってしまい、私はただ抱きしめて撫でてあげることしか出来なかった。

17話 別れの時。→←15話 別れまであとすこし。



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作者名:乃華龍 | 作成日時:2018年2月12日 0時

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