今日:3 hit、昨日:9 hit、合計:37,498 hit
小|中|大
16話 伝える。 ページ17
次の日の夜。
貴方「……椿。大切な話があるの。」
椿「なあに?」
貴方「………あと2日で………貴方はここを出なければならないの…。政府の人があなたを迎えに来て、椿は新しい本丸に行くか、お母さんの元に戻ることになるのよ。」
椿「Aは、みんなは来ないの……?」
貴方「……そう。私たちはついていけない。……椿はこの1年で、立派に成長した。私たちの仕事はこれで終わり。………お別れなの。」
椿「…お……別…れ?………一緒にいられないの……?」
貴方「………ええ。…ごめんなさい。椿ならきっといい審神者になれるはずよ。」
椿は、私に抱きつくと泣き出した。
どんな言葉をかけていいのか、全く浮かばなくなってしまい、私はただ抱きしめて撫でてあげることしか出来なかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
188人がお気に入り
188人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:乃華龍 | 作成日時:2018年2月12日 0時