00:プロローグ ページ1
幼馴染が泣いている。
最愛の、自慢の、姉の亡骸を抱いて。
幼馴染は泣いている。
私は泣いていない。
「わ、たしの、せい?」
雨が降っている。
だから、嫌なんだよ。
だから、嫌いなんだよ。
だから、面倒なんだよ。
人の感情ってやつは。
どっちも「未来」も一緒がじゃないか。
だったら、
何もしない方が良いじゃんないか。
雨が降っていた。
──あぁ、ホント
「面倒くさい」
187人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆう - 続き気になるー!本当に面白いです!できれば更新していただきたい。 (3月17日 19時) (レス) @page29 id: 619c9e8827 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - ここで終わるのはもったいない…続き、気長に待ってますから (8月11日 14時) (レス) @page29 id: 97d79e1a3f (このIDを非表示/違反報告)
Doll(プロフ) - 嫌だ! (2018年12月21日 14時) (レス) id: 637c8a3b3d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:緋イノラ猫 | 作成日時:2018年9月2日 0時