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おぼゆ ymcn ページ4

Aside

最近同じような夢を見た
それは現実なのかと思われるくらいリアルな夢



―私は高校生だった
その世界にいたのは知念によく似た女の子、侑李。
私と侑李は同級生で、親友だった


そんな侑李にすら相談していなかったが私には気になっている人がいた
それは隣の高校の涼介先輩

侑李のお兄さん(めちゃくちゃかっこいい)も所属する強豪サッカー部でキャプテンをしている涼介先輩はサッカーが上手だと有名だった(企業や大学からスカウトがくるくらい)


ある日、侑李のお兄さんに届けものをするということで二人で試合の応援に行った



私たちがついた頃には試合がもう始まっていて、
侑李のお兄さんと涼介先輩のファンと思われる女子でいっぱいだった

しばらく粘ったが、背がそんなに高くない私たちは人混みの中に入れず、試合が見られなかった


侑李がお兄さんに渡すものがあるから近くのベンチに座ってファンの子の黄色い声援を聞きながら試合が終わるのを待つ。




しばらくしてホイッスルが鳴り響き、侑李のお兄さんと涼介先輩が近づいてきた



いきなり緊張しちゃって少し下を向く私。

すると、侑李が涼介先輩に駆け寄っていった



侑「おつかれさま!りょうちゃん!」

涼「おう!見に来てくれてありがとな!
どうだった?かっこよかった?」



…?りょうちゃん?



侑「ごめんね、
侑李ちいさいから全然見られなかったの」

涼「そっかそっか
いいんだよ小さくて。 」

侑「えーっでもぉ…」


すると涼介先輩は侑李を抱きしめて、

涼「ほら、すっぽり入っていいサイズでしょ?」

侑「ふふっ///そうだね/////」

ほっぺを赤くしながら嬉しそうな侑李。


付き合ってるかなんて聞く必要、全くなかった



侑兄「こら、兄貴の前でいちゃつくな。
Aちゃんも困ってるでしょ
ごめんね?Aちゃん」


A「あ、い、いや、大丈夫です」


嘘、大丈夫なんかじゃない



でもこの辛い思い、どこかで…


現実でも似たことがあった
それは私の片想い相手の涼介が侑李と付き合っていることが偶然楽屋で発覚したこと



この夢は私の心の深い傷に塩を塗るように

さらに深い傷をつけるように

何度も思い出された



それは、まだ心の底に残っていた僅かな期待(うぬぼれ)を失うべきだということと、侑李を恨むのは見当違いだということを伝える檻に閉じ込められた小さな小さな自分からの警告(SOS)だと思われる






おぼゆ▶思われる 似る 思い出される

しのぶ in×you←tk→←ねんず ybhk



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キミドリ(プロフ) - ありゆとjumpさん» はーい! (2018年8月27日 16時) (レス) id: 02a136cba3 (このIDを非表示/違反報告)
ありゆとjump(プロフ) - ゆとやまお願い!! (2018年8月27日 15時) (レス) id: b392001e2e (このIDを非表示/違反報告)
ありゆとjump(プロフ) - OK! (2018年8月23日 21時) (レス) id: b392001e2e (このIDを非表示/違反報告)
キミドリ(プロフ) - ありゆとjumpさん» COMMUで言うね! (2018年8月23日 21時) (レス) id: 02a136cba3 (このIDを非表示/違反報告)
ありゆとjump(プロフ) - えっ!?マジか…!今、何年生? (2018年8月23日 21時) (レス) id: b392001e2e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:キミドリ | 作成日時:2018年7月14日 17時

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