４５話# 久々の電話 ページ48
#合宿所・部屋#
〜Aside〜
夕食を終え、風呂から出てきたあたしは、部屋に戻るなりベッドにダイブした。
一緒に入っていた秋と春奈達はやることがあると言って監督の元へ。
つまり部屋にはあたし一人しかいない。
A「ああ、疲れた」
久々に運動をしたからだけではない。
練習の後、円堂くん達の質問攻めに遭ったのだ。
サッカー経験はあるのかとか。
もちろん「ない」って答えた。
だってこのあたしが他人に父さんや二階堂のおっさんのことを喋る訳ないし。
けど、超疲れた。
エネルギー使い果たしたよ。
その時、突然ケータイが鳴る。
ディスプレイに映っているのは、随分前に削除したはずなのに、頭の中に焼き付いているナンバー。
A「もしもし？」
豪炎寺「何してる」
A「え、寝るとこ」
豪炎寺「こんな時間にか？」
A「悪い？疲れたんだよ、こっちは」
豪炎寺「まあな。サッカーなんてやらされたんだもんな」
A「まったく円堂くんといい雷門の監督さんといい、何なの？
このあたしにサッカーさせるなんてマジで意味不明」
豪炎寺「フッ。俺も不思議に思ったよ」
A「どうせ秋だって無理にやらされてるんでしょ」
豪炎寺「木野か？あいつは別に強制的ではなかったらしいぞ。
あいつにはサッカーをする幼馴染がいて、昔よく一緒にボールを蹴っていたんだって。
だから今回人数が足りなかった時も、メンバーになってくれた」
A「...よく知ってんじゃん、秋のこと」
豪炎寺「どうした？嫉妬か？」
A「そんな訳ないでしょ」
豪炎寺「ってことは、彼氏がいるのか？」
A「いないよ」
豪炎寺「ふーん」
A「何？？いきなりそんなこと聞いて」
豪炎寺「つまりお前は今まで、付き合った事は一回しかないってことだよな」
A「そうだけど？それが何？どうせ自分だってそうでしょ」
豪炎寺「当たり前」
A「......」
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ななっち(プロフ) - ウミガメさん» ありがとうございます！！＾＾ (2013年9月27日 18時) (
レス) id: fc50ddc8e6 (このIDを非表示/違反報告)
ウミガメ - 4作目!!これからも応援してます!!! (2013年9月27日 17時) (レス) id: d64eff270b (このIDを非表示/違反報告)
ななっち(プロフ) - まみさん» ありがとうございますね^v^ (2013年4月20日 14時) (レス) id: 5559c45b6c (このIDを非表示/違反報告)
ななっち(プロフ) - まみさん» ありがとうございます！でも忙しい時は、無理しなくていいですよ！ (2013年4月20日 9時) (レス) id: c6ba29811f (このIDを非表示/違反報告)
ななっち(プロフ) - まみさん» それほど悪くないですよ〜 ８７点なんて、あと３点で９０点じゃないですか...まあ、頑張れえ！！ (2013年4月15日 22時) (レス) id: 5559c45b6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななっち
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/trhthe/
作成日時：2013年3月10日 21時
