２５話# 懲りない風紀委員 ページ28
#反省室#
馴染みの反省室の椅子にドカンと腰を下ろす。
亜風炉くんは向かい側の椅子に坐って記録表を取り出した。
亜風炉「はぁ...さっき言ったように君はね、身だしなみが悪いせいでもう３０回記録された。
だから風紀委員会からの命令、反省文を書くように」
A「反省文？またかいな」
亜風炉「君は常に学校から目をつけられているからね」
A「たしか先週は...遅刻の反省文だっけ？」
亜風炉「はぁ...まったく、君からは全然反省の意志が感じられないよ」
A「当たり前じゃん。反省なんてしてないもん」
亜風炉は原稿用紙を出してあたしに渡した。
亜風炉「とにかく、反省文を書く」
A「はいはい」
亜風炉「今日はこの部屋に誰も当番で来ないから、君の見張り役がいない」
お、ラッキー！
亜風炉「だからサッカー部に来てくれ」
...え？
A「は？」
亜風炉「仕方がないだろう、この僕が見張るしかないのだから」
A「何でわざわざサッカー部に？」
亜風炉「だって、僕が君のために部活を欠席するわけがないだろう？」
A「別に〜すればいいじゃん」
亜風炉「僕はキャプテンなんだぞ。いいから来てくれ」
あたしは亜風炉くんに引っ張られ、サッカー部のグラウンドに連れて行かれたとさ。
#グラウンド#
あたしはグラウンドのベンチに坐らされた。
亜風炉「いいかい？ここで書きたまえ」
A「ほいほい」
その後、亜風炉くんとサッカー部面々は練習を始めた。
適当な反省文を半分ぐらいまで書いたところで、あたしはシャーペンを置いて一休みした。
目の前では、サッカーの練習が繰り広げられている。
亜風炉「ゴッドブレイク！！！」
亜風炉くんがシュートを決めた。
A「ふーん。悪くないじゃん」
あいつがサッカーをするのを見るのは初めて。
普段は風紀委員としてしか関わっていないため、あいつとはあまり親しくない。
やばい薬を飲んでいたって言う噂を聞いていたが、今はちゃんとまっとうなサッカーをしているらしい。
- 金 運: ★☆☆☆☆
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ななっち(プロフ) - ウミガメさん» ありがとうございます！！＾＾ (2013年9月27日 18時) (
レス) id: fc50ddc8e6 (このIDを非表示/違反報告)
ウミガメ - 4作目!!これからも応援してます!!! (2013年9月27日 17時) (レス) id: d64eff270b (このIDを非表示/違反報告)
ななっち(プロフ) - まみさん» ありがとうございますね^v^ (2013年4月20日 14時) (レス) id: 5559c45b6c (このIDを非表示/違反報告)
ななっち(プロフ) - まみさん» ありがとうございます！でも忙しい時は、無理しなくていいですよ！ (2013年4月20日 9時) (レス) id: c6ba29811f (このIDを非表示/違反報告)
ななっち(プロフ) - まみさん» それほど悪くないですよ〜 ８７点なんて、あと３点で９０点じゃないですか...まあ、頑張れえ！！ (2013年4月15日 22時) (レス) id: 5559c45b6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななっち
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/trhthe/
作成日時：2013年3月10日 21時
