大事な事なので2回言いました ページ4
「大丈夫ですか?私そろそろ準備しなきゃいけないので…」
浦「あ、バイバイ…」
複雑そうな顔をして彼女は足早に去っていった…
って、なんで私服なんだろうか…
特に気にしてなかったけれど今となってみればとんでもなく違和感だ。
くっそ、あの時に違和感仕事しろなんだけど。
まぁ…今更言ってもしょうがないけれど…
俺を毎日見てる?いやでも御崎Aって…
島「なぁに?うらた。ナンパでもしてんの?」
浦「うぉぉぉおおおぁぁああ!!!!」
びっくりさせないでくれ…マジで頼むから…
背後からの声の正体は志麻だった。
俺と、志麻と、あとは、"御崎"の3人でよくつるむ男子高校生3人組だ。
島「大声出さないでよ…んで。うらたがナンパなわけないか。何してたんだよ。」
俺がナンパなわけないって。それ完全に偏見だろ。
浦「ナンパ」
島「は?」
聞き取れなかったのか、それとも故意か。
即座に聞き返してくる志麻を殴りたくなったのは内緒である。
浦「だから!ナンパだよ!NA・N・PA!!俺だってナンパの一つや二つ…も無いか。とにかく、お前がとっても望んでる出来事が起こったんだって!」
島「まさか…」
そう。そのまさかだ。
島「まさか!通りがかった金髪のフランス人のお姉さんに道を聞かれ連絡先を交換したとか!?
マジかよ羨ましいなー。」
いやお前そんなこと考えてたのか。
そうじゃなくて。
浦「曲がり角で女の子とぶつかって、あーして、こーして、こうなった。」
島「うらた。それちょっと詳しく。」
案の定食らいついてきた。
いやでも志麻の好みのショートカット高身長美少女ではないぞ!?
美少女ではある。
美少女ではある。(大事な事なので2回言いました)
こうして、うらたと志麻による回想(妄想)タイムは始まったのである。
[諸事情によってカットしますByえす]
島「美少女ね…でもうらたより身長低いって…」
浦「そうなんだよ。俺の首の下あたりだから…154とかかな…」
島「かわいければ低身長でもいいや。」
珍しく静かに聞いていた志麻はおそらく妄想していたのだろう。口元を抑え瞬きもひとつせず。
こいつ、俺の子(こたぬき)にまで手を出す気か…
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←御崎って…
2人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:えす | 作成日時:2018年6月16日 15時