episode３５ ページ38
−ラギーside−
ﾚｵﾅ「おいラギー！Aは！？」
『レオナさん！シーッスよ！今寝てるんで…』
資料室を覗いてみると、そこには倒れているAさんがいて。すごく苦しそうにしていたからこれはただ事じゃないと思って保健室に運んだ。
レオナさんにはスマホでこのことを伝えたんスけど…来るの早いッスね、しかもめっちゃ焦ってる。
いつもは口喧嘩ばっかしてる2人だけど…やっぱりちゃんと大事なんスね。
ﾚｵﾅ「………コイツ、なんで倒れたんだ」
『……保健室の先生が言うには、魔力の使いすぎ…あとは試験もあったんでその疲れじゃないかって』
ﾚｵﾅ「………コイツのマジカルペンはどこだ？」
『そこの畳まれてる実験着のポケットにあると思うッスよ』
ﾚｵﾅ「これか＿＿＿＿！？……何だよ、これ」
…えっ！？Aさんのマジカルペン、ブロットが結構溜まってる……もしかして
『……Aさん、リドルくんの暴走を止めたって言ってたんスよ。それで次はオレたち……』
ﾚｵﾅ「……コイツ、短期間で2回もユニーク魔法を使ったのか？」
『……みたいッスね。ユニーク魔法だけじゃなくて普通の魔法もかなり……だから疲れが溜まって倒れたんスかね…』
詳しいことは分からないけど、Aさんのユニーク魔法はかなり強力らしい。リドルくんの時は「リリアよりもマレウスにその事でめっちゃ怒られた」って泣きついてきて…
ｼﾙﾊﾞｰ「失礼します。A先輩は……あ、ラギー」
『シルバーくんじゃないッスか。Aさんならここで寝てるッスけど…』
ｼﾙﾊﾞｰ「A先輩…ラギー、倒れてからどのくらい経った？」
『えーっと、20分も経ってないと思うッスよ。どうしてッスか？』
ｼﾙﾊﾞｰ「親父殿…リリア先輩に様子を見てきて欲しいと頼まれたんだ」
『シルバーくんだけで来たんスか？』
ｼﾙﾊﾞｰ「ああ、リリア先輩とマレウス様は……！！こ、これはA先輩のマジカルペンか？」
『え？ああ、そうッスけど…』
ｼﾙﾊﾞｰ「思っていたよりも多い……」
………ん？今シルバーくん、思っていたよりも多いって言った？
ﾚｵﾅ「……おい。今のどういう意味だ」
あ、レオナさんもやっぱり気になったッスよね…今のシルバーくんの言い方だと、ブロットが溜まってるのが最初から分かっていたみたいな…
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 399人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミヤ(プロフ) - リリィさん» コメントありがとうございます〜！！更新頑張れます！！！ (2020年8月4日 18時) (
レス) id: 60cbf0898d (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - めっちゃ面白いです！！更新頑張ってください！！ (2020年8月4日 16時) (レス) id: 36b39b29b1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミヤ | 作成日時：2020年5月27日 20時
