第四話_上弦の零 ページ5
童磨side
『ねえねえAちゃん、どうして人間の姿なの?』
猗「おい、馴れ馴れしいぞ」
A「いいんですよ猗窩座さん」
彼女は月紅A、恐らく、無惨様のお気に入り
いいなあ、俺は嫌われちゃってるからなあ
『初め見た時、人間の女の子が間違えて来たと思って、食べてあげようと思っちゃったよ』
A「あらあら、上弦の皆さんでさえ私を鬼とは見破れなかったのですね」
彼女はそう言って笑っているが、本当に笑っているようには感じない
『鬼の姿にはならないの?』
A「そうですねぇ、暫く鬼の姿にはなっていなかったので、人間のままでいいかなと」
『そうなの?人間は食べないの?』
A「さあ?どうでしょう」
うーん、この子はどこか不思議だなあ
A「私はここら辺で失礼しますね、鳴女」
彼女は鳴女と言って姿を消した
『もう少し話していたかったんだけどな〜』
猗「お前と話したくないと思ったんだろ」
『えー酷いよ猗窩座殿、俺は』
猗「うるさい黙れ」
ええ〜また顔殴られた
いや〜なんか、面白いことになりそうだな〜
_______
貴方side
上弦の鬼たちはとても愉快な者が多いわね
?「もしかして、Aさんですか?」
竈門炭治郎だ、すぐに鬼の顔から普段の人間の顔に戻す
『あら、炭治郎君じゃない、今日も鬼狩りを?』
炭「はい!これから任務で…」
?「た、炭治郎!!いつこんな美人と知り合った?おま、何美人と話してるんだよ!!!」
?「お前強いのか?勝負しろ!!」
炭「善逸、伊之助やめないか!!すみません、この二人は俺の同期で…」
?「初めまして!俺は我妻善逸です!!結婚してください!!!」
?「俺は嘴平伊之助!!山の王だ!」
『善逸君と伊之助君ね。私は月紅Aです。三人で任務なのかな?』
炭「はい!そうで」
善「Aさん!素敵な名前ですね!結婚してください!!!」
『ごめんなさいね、結婚はできないわ』
猪「俺と勝負しろって!」
炭「伊之助!Aさんは普通の人だ、隊員じゃない!というか見たら分かるだろう!!」
『ふふ、仲がいいのね』
善「わら、わわわ、笑ったああああ女神いいいうああああ!!!」
『だ、大丈夫?』
炭「本当にすみません…では、俺たちは任務に向かいます」
『ええ、気をつけてね』
炭治郎、善逸、伊之助
ふふ、これから賑やかになりそうね
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あやみん - 童磨最高!!!!逢引ありがとうございます (2020年5月13日 11時) (レス) id: ac50c68a33 (このIDを非表示/違反報告)
さいころ(プロフ) - リモルさん» ありがとうございます!(; ;) (2020年5月11日 0時) (レス) id: 60cbf0898d (このIDを非表示/違反報告)
リモル(プロフ) - 更新頑張ってください!応援してます! (2020年5月10日 21時) (レス) id: b2aae06043 (このIDを非表示/違反報告)
さいころ(プロフ) - えぬいーさん» わわわ嬉しいですうううありがとうございます!頑張れます!! (2020年5月2日 20時) (レス) id: 60cbf0898d (このIDを非表示/違反報告)
えぬいー - こういう小説待ってました!更新めっっっっちゃ楽しみに待ってますね!!頑張って下さい! (2020年5月2日 14時) (レス) id: e659538054 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さいころすてーき | 作成日時:2020年3月27日 1時