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辰哉side
辰哉「っ..........」
大介「随分息が上がっているな」
辰哉「こんなに頑張っているのに攻撃が当たらない.....」
戦い初めてどのくらい時間が経ったか.....
戦っても戦っても彼に攻撃が当たらない。
それ所か未だに彼から能力を出さない、一対彼はなんなの。
ﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘ!!
辰哉「わあぁぁぁぁぁぁぁ!!」
切れた電線が俺に感電した。
あまりにも電力が強く、一気に呼吸がきつくなった。
大介「わー大丈夫?ボロボロだよ」
辰哉「煩い.....」
大介「大分俺の能力に踊されていたけど」
辰哉「能力だと.....?」
俺は彼の言葉に初めて彼の能力を知る。
辰哉「能力だと?」
大介「そうよ!!俺の能力は≪自分・仲間の行くべき方向に善を導く≫なの!!」
辰哉「行くべき方向に善を導く?」
大介「うん!!攻撃はできないけど俺らを幸せにする能力よ」
この時俺はこの男は何を考えているかわからなかった。
それに彼の能力もよくわからず理解できなかった。
大我とｼﾞｪｼｰは攻撃はできないが回復や薬を作れる。
だが彼は方向だけで善を導くのはどういうことか。
ﾋﾞｭｳｩｩｩｩｩｩｩ!!
辰哉「暴風!?」
大介「隙ｱﾘ☆」
ｶﾞﾝ!!!!
突然強い暴風が吹いてきて体が動けなくなった。
その瞬間彼は金棒で俺を叩きつける。
まだ体から電気が抜けてなく体がまともに動けず地面に倒れる形になった。
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作者名：ななみ | 作成日時：2022年4月28日 20時
