♥嘘と推理♥ ページ5
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佐伯「なるほど.....確かに店員も言っていたね」
ラウール「...............」
佐伯は慣れた手つきでボールペンで手帳に書く。
警察も大変だったが新聞記者も面倒だな。
きっと事件の真相を記事にして売りたいはずだ。
佐伯「では.....レストランを出た後に何をしてましたか?」
ラウール「えっ?レストラン出た後はめめと別れました」
佐伯「うん、所で目黒さんは何か悩んだりしてませんでしたか?」
ラウール「悩みですか?」
佐伯「そうだ人気のグループはストーカーに付け回されやすいからな」
勘が鋭いな.....事件の真相を探っているから何か言えば嘘を見破られるはず。
佐伯「世間では失踪していると言っているが本当はストーカーに誘拐されたり殺されたりこともある」
ラウール「.....そうですね」
佐伯「その様子だと何か心当たりがあるみたいね」
佐伯は僕の顔を見てニヤける。
ヤバイ.....このままだと僕が犯人だとバレる.....そうだ。
佐伯「皆から貴方が目黒さんと仲良しと聞いたが何かしているね」
ラウール「はい.....実は最近メンバーでいざこざがあったのです」
佐伯「へえーいざこざねー」
ラウール「最近.....めめと向井さんでトラブルがあって.....」
佐伯「男同士のいざこざか.....」
佐伯はよくある話ように聞きボールペンで手帳を書く。
向井さんには申し訳がない。
佐伯「それでどういう理由でいざこざを?」
ラウール「.....実はめめと向井さんは.....あの.....秘密の関係です」
佐伯「秘密の関係?」
ラウール「世間でいう.....同性愛の関係です」
俺は考えていた嘘を佐伯に話す。
佐伯は同性愛に興味を示していた。
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作者名:樽美酒ななみ | 作成日時:2022年1月20日 22時