か ページ3
雄英高校1年A組、桜音 A
それが、私の通う学校・クラスと名前。
"個性"は幻桜。
この"個性"は…悲しい"個性"。
高校3年生…つまり、18歳の桜が散るのと同時に私の命も終わってしまう
でも、私はこの"個性"のお陰で、毎日精一杯生きる事ができる
それって、当たり前の事なのに凄く幸せな事よ？
誰かの言葉に心を踊らせて、
誰かのために命を燃やすの。
お茶子「おはよう！ Aちゃん！」
『おはよう、お茶子ちゃん』
でも、やっぱり死ぬのは怖い
『ねぇ、今日のヒーロー基礎学どんな事やるかな？』
蛙吹「いつも楽しいけど違う感じもやりたいわね」
友達はたくさんいる
私にたくさん思い出をくれた
でも…私は恋をしてみたい
死ぬ前に一度でいいから、形だけでもいいの…
『＿＿あ、あの…恋って、どんな、の…かな？』
芦戸「A！ 誰か好きな人でも見つけたぁ！？」
『えっ…いや、あの……』
峰田「桜音の好きな奴って…もしかして、オイラ？」
こればかりは全力で拒否した
切島「じゃー誰なんだー？」
『いや…好きな人はいないの。ただ…』
＿＿＿一度でいいから、恋したいじゃない？
私の言葉に女子は涙目。
男子は頬を赤くしながらフルフル震えていた
ただ一人、爆豪くんを除いて。
彼は自尊心の塊で、プライドが高くて、強くて…それでいて意思を持ってる
私には持っていないもの、たくさん持ってる
この時は、それもあって気になるってだけの人って思ってた
……この時は。
相澤先生の今日のヒーロー基礎学の内容を発表した
"人命救助訓練"
レスキュー…ヒーローの本命じゃない
誰もが胸鳴る内容に高揚感を覚え、コスチュームに着替えるべく動き出した
八百万「Aさんのコスチューム、いつも思いますが美しいですわ！」
『ふふ。ありがとう、ヤオモモ』
私のコスチュームは和服。
白い桜をあしらった、シンプルなミニ丈。
武器とするなら…刀と鉄扇。
女子達と楽しく話をしながらバス乗り場へ向かった
＿＿＿＿歯車は、時を知らせず動き出す。
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桜@symphony(プロフ) - 凜さん» 感動苦手なくせに書いてしまってたので不安でした……ありがとうございます(´∀`) (2017年10月14日 10時) (
レス) id: 1fb603a7b8 (このIDを非表示/違反報告)
凜 - 久しぶりに泣きました〜(T ^ T) 面白かったです！ (2017年10月14日 1時) (レス) id: 494163d68e (このIDを非表示/違反報告)
桜@symphony(プロフ) - &0さん» 嬉しいです！ ありがとうございます！！ 幸せそうって言ってもらえて感激です(笑 (2017年10月4日 19時) (レス) id: 1fb603a7b8 (このIDを非表示/違反報告)
&0 - 途中ハラハラしました。最後は幸せそうでよかったです。結構遅れましたが、完結おめでとうございます。とても大好きなお話です。 (2017年10月4日 18時) (レス) id: c949df6efb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜@symphony | 作成日時：2017年9月10日 19時
