伝えた言葉と言えなかった想い【約束のネバーランド】

【閑話】HAPPY BIRTHDAY ページ16

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Ray side_



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ｴﾏ「レーイ！！お誕生日おめでとう！！！」


ﾉｰﾏﾝ「おはよ、レイ。誕生日おめでとう！」


ﾚｲ「おはよ。エマ、ノーマン。

ありがとう。」



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今日、1月15日は俺の11回目の誕生日




朝起きるとあちこちからおめでとうの声が聞こえる


それに答えながらいつものように弟妹たちの支度をしていく





そして幼い頃から変わらず寝起きの悪い彼女の面倒を見るのも俺



ﾚｲ「おい、A起きろ。」



肩を揺すりながら声をかけるがうめき声しか聞こえない



ﾚｲ「ったく、いつまでたっても世話焼かせんな。」



こうなった彼女は布団を無理やりはぎ取るしかないので、容赦なく布団をめくる



『…んー……ねむぃ………


……………あぁ！』



ﾚｲ「ぉわ、、なんだよ急に、でかい声出すな。」



『レイ！お誕生日おめでとう！！！』





急に飛び起きたと思ったらそう言って勢いよく抱きついてくる






ﾚｲ「…ありがと。


さ、準備しろよ。

お前のせいでチビたちの準備が全然終わんねぇから。」



『はぁーい。ごめんなさい。』


そう言って離れるとすぐに準備を始めたので

俺もチビたちの世話を再開した





いつまでたっても手のかかる妹だけど、

こんなふうに世話を焼けるのが嬉しいなんて、




Aには絶対に言わない



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