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結局、私は陸上を始めることになり
毎日のように走って、筋トレもして
お父さんの期待に応えるよう
頑張ってきた
でも、それと同時に
私の身体は限界を越していた。
･
中学の練習から高校の練習は
何倍も大変だったけれど
私はついて行ったが
右足が練習中
動かしずらくなる時があり
私は病院に行く事になった
「...Aさんの右足には
膝から下にかけて
悪性の腫瘍があります」
「で、それは治るんですか?」
「今の大きさだと手術は
必要としません
薬で何とか出来そうです」
その言葉を聞き、私は安心出来た
･
「A、次の大会
絶対に1位取れるよ!!」
澪奈と私は2年から仲良くなり
よく一緒に行動していた。
「うーん...でも、私の隣の子
タイムは0.07秒差だからなぁ...」
「マイナス思考、駄目だよ!!
そんなAには...
はい、これあげるよ」
「?...何これ」
私は澪奈に、天使の羽が
特徴のシルバーピアスを貰った。
「左耳の方をA
右耳の方を私!!
お揃いなんだけどさ...嫌かな?」
私は貰ったピアスを握りしめ
微笑みながら言った
「ありがとう、澪奈
...よし、頑張るぞー!!」
私ならいける
全国1位になれる!!
...そう思っていた
･
大会は結果2位だった。
とっくに治った筈だった
右足...右足さえ...動けば...
「...よく頑張った」
お父さんは悔しがる
私の頭をそっと撫でた
でも、その時の感覚は
優しさではなく
憎しみに見えてしまった
...私は遂に期待に応えられなかった
･
偶然、帰りが一緒になり
私は隼人と帰った
「A、次は1位取れる
俺...応援しに行くから」
「ありがとう、隼人」
中学の時、隼人とは付き合ってた
でも...私は陸上
隼人はダンスを優先する為に別れたが
今でもこんな風にたまに帰っていた
「...なぁ、前に言ってた
右足...大丈夫か?」
「うん...明日、病院にまた
検査しに行くよ
...完治した筈なのにな...」
そんな会話をしていた時
いきなり、事は起きた
「あれ、お前が雪野A?」
前から柄の悪い大人の男が3人
私と隼人の前に立っていた
「...人違いです」
隼人は私の手を取り
逃げようとしたら、男は隼人の前に立ち
「ちょ、お前に用はないから
...退けよ」
隼人を殴った、体格の差のせいか
隼人は飛ばされる様に倒れてしまった
「隼人!!」
「Aちゃん...もしかして
お父さんから聞いてないの?」
...え?
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、 - 嘘でしょ、しょうがないのか (2019年3月11日 19時) (
レス) id: 1221bdc54e (このIDを非表示/違反報告)
Ko57(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！涼太くんカッコイイですよね、分かります。はい、オチは真壁くんです、これからもよろしくお願いします！ (2019年3月4日 20時) (レス) id: edf2ed5a31 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - このドラマ大好きなのであと大好きな涼太君が出てるので最高ですオチ翔君ですか (2019年3月4日 16時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ko57 | 作成日時：2019年2月6日 19時
