#37 ページ38
.
.
.
.
心のモヤモヤが晴れないまま
あっという間に明日から夏休み
つまり今日は終業式。
あれから結局
私は草川くんをさり気なく避け続けている。
申し訳ないと思いつつも体が勝手に動いてしまう
はぁ、、、。
ぼーっとしていると教室の扉の方がなにやらガヤガヤしてきた
「えっ…！あの人かっこよくない？」
「えっ？あんた知らないの？有名だよ！」
「顔良し、運動神経よし、愛嬌よし」
「うちのクラスの拓弥並にかっこいいじゃん」
あら、どこかのイケメンさんが来たのか…！
まぁ私には関係無……
「Aちゃ〜〜〜〜〜〜ん！」
えっ…？？私？？
教室全体の視線が集まってる気がする
パッと扉のほうを見ると
A「あっ…！」
村田先輩、！
祐基「やっほ〜！Aちゃん久しぶり！」
無駄に声のでかい村田先輩。
これ以上目立ちたくなくて慌てて駆け寄る。
A「村田先輩…あのちょっと…声が…」
あ、あれ…
さっきまでニコニコスマイルだった村田先輩のほっぺがぷく〜〜と膨れる
A「えっと……」
祐基「ねーーーえ！！！祐基って呼んでっていったじゃん！！もーーー！！」
あっ…そういうことか…笑
ぷく〜〜としながら怒ってる姿が歳上には見えなくて思わず笑ってしまう
祐基「ねぇーー！！なんで笑ってるの！！！！」
A「あはは……笑」
あっ、そうだ！
A「あ、あのご用件は…？」
祐基「あ、そーだ！そーだ！！美波ちゃんにこれ渡しといてくれない？？夏休みに練習する曲の楽譜！！」
A「あ、分かりました！渡しときますね！ではこれで…」
祐基「あ、待って！！あと…！夏合宿、Aちゃんも一緒にこない？？？」
えっ？あの…えっ？？
ポカーンと口を開ける私
祐基「ねぇ！！お願い♡！！！！一生のお願い！！！！♡マネージャーみたいな感じで！！！人手が足りないの！！！！お願い〜〜！！！」
えぇ………ど、どうしよう。
歳上にこんな可愛い頼まれ方したら
嫌だなんて言えないよね、、笑
「ゆーーーき！？？」
祐基「あっ！行かなきゃ！じゃ考えといてね♡」
A「あっ！！えっちょっと…！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 143人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まいか(プロフ) - ぜひ！完結まで読ませていただきます！ (2018年6月1日 22時) (
レス) id: 39ce9cc18c (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち。(プロフ) - まいかさん» 初めまして(*´-`)嬉しいお言葉ありがとうございます…泣是非これからも読んで頂けたら嬉しいです！ (2018年6月1日 22時) (レス) id: 49ede73d01 (このIDを非表示/違反報告)
まいか(プロフ) - 初めまして〜！この作品めっちゃ面白くて好きです！これからも応援してるので頑張ってください(*^^*) (2018年5月31日 22時) (レス) id: 39ce9cc18c (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち。(プロフ) - はらさん» 後で設定などきちんとして公開しようと思い、非公開にしたつもりが、公開してしまっていました…！ご指摘本当にありがとうございます！ (2018年5月31日 18時) (レス) id: 49ede73d01 (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい。違反行為です (2018年5月31日 8時) (レス) id: b9503cb47e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きなこもち。 | 作成日時：2018年5月31日 7時
