もう、好きを伝えちゃダメですか？ Hikaru.Y

8 ページ8

？｢心臓止まったらお前死んでんだろ笑｣









『…え、？』









教室のドアに寄りかかり笑っている









私が誰よりも知っていて、誰よりも愛おしい人…









『…光くん』









光｢よっ。久しぶりだな｣









『うん。元気だった？』









光｢おう｣









光くんとの会話は本当に久しぶりで、すごくドキドキしてる









光｢お前は？元気？｣








『、うん。元気だよ









あ、それよりどうしたの？』









光くんに名前で呼ばれないことが…お前って呼ばれることが苦しくて









話題をかえた









光｢ん？俺？









あ！スマホ！！スマホ忘れたんだった！｣









『なるほど笑』









さっきのスマホの音は光くんのだったんだ









あれ？でも、光くんの机ならすぐ分かるのに…









そう思って光くんを見てると









ガタッ









その机は…









光｢愛莉がさ、スマホ忘れたからって俺に取りに行かせるんだから参ったよ笑｣









『…そ、うなんだ』









光くんの彼女…









佐藤愛莉ちゃんだった

9→←7

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す