Juliet 2

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京本大我side









何気ない日の朝









天気が良くて、卵焼きが上手くいったと喜ぶAを見て俺も自然と気分が良くなった。









だから、ずっと考えていたことを今Aに伝えるべきなんじゃないかって。









そう思った俺は、箸を置いてからスゥッと一呼吸してから口を開いた。









大我「俺と結婚してください。」









Aの目はものすごく開いて、口をぽかんと開けていて、いかにも驚いてるって表情。(笑)









突然の事のように思えるけど、俺はずっと決意をしてたつもり。




Aを選んで走り出したあの時から。









大我「固まっちゃってるけど、大丈夫？(笑)」









『あっ！えっ、、と、。はいっ！結婚、結婚します！』









こんなに慌てているAは初めて見たかもしれない。(笑)でも、そんな彼女も愛おしかった。









『大我くん…ｸﾞｽｯ』









驚いたり、慌てたり、今度は涙を流し始めた。









大我「なんで泣いてるの？」









『私にも、、家族ができるんだね…ｸﾞｽｯ…もう1人じゃないんだよね、ｸﾞｽｯ』









そっか。Aはずっと独りで戦ってきたんだ。実の親や兄とは縁を切って、佐藤勝利やじゅり達とも話せなくなって、俺も見放してしまった…。









どんなに孤独だったんだろう。









俺は泣いているAを力いっぱい抱きしめて、









『もう絶対に離さないから。俺と家族になろう。』









そう、Aと自分に誓った。

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