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京本大我side









大我「結局、名前も聞けなくてその後は会えなていんだけどね。」









彼女は誰かと待ち合わせだったのか、俺にもう一度お礼を言って走って行ってしまって。



もう、会えることなんて二度とないって思った。









大我「でも、その話には続きがある」









俺が彼女に一目惚れした次の日、風磨が俺らに殴りかかってきて。




そのショックのせいなのか、彼女の顔が全然思い出せない。なんとなく、ボヤーっとした姿でしか思い出せないんだ。









せめて、名前だけでも聞いとけばよかったとか色々後悔ばかり。









それからというものの、彼女が思い出せなくて、でも忘れられなくて。
だから、本気で恋愛なんてできなかった。









大我「でもね、今の俺にはAがいる。」









Aに初めて会った時、あの時の彼女にもう一度会えた気がした。だからつい、「一度会ったことある?」なんて聞いてしまったんだけど、もちろんAとは会ったことなんてあるわけなくて。



本当はあの子とAを重ねてしまうのは良くない事なんだけど…









『大我くんが、その子と私の存在を重ねてくれたから私たちはいまこうしていられるんでしょ?』









なんて事を言ってくれるAはどこまで優しいんだろう。









大我「今はもう重ねてないし、もう一度会えたとしても俺はA以外好きになれないんだからね!」









今日、この話をできてキレイさっぱり吹っ切れた。





俺にはもう、Aしかいないよ。

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るいす - これからも読ませていただきます!! (2020年6月7日 21時) (レス) id: 0113e0b6ed (このIDを非表示/違反報告)
咲莉(プロフ) - ちさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!これからも投稿していくのでお時間があれば読んでいただけたら嬉しいです。 (2020年6月6日 0時) (レス) id: a840dd4184 (このIDを非表示/違反報告)
咲莉(プロフ) - るいすさん» コメントありがとうございます!これからもこのお話を読んでいただけたら嬉しいです、 (2020年6月6日 0時) (レス) id: a840dd4184 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 彼らの間になにがあったのか…めちゃめちゃ続きが気になります!!!更新楽しみに待ってます! (2020年6月5日 17時) (レス) id: 6459909d0e (このIDを非表示/違反報告)
るいす - ガチ泣きしました。続きが楽しみです (2020年6月5日 11時) (レス) id: 0113e0b6ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:咲莉 | 作成日時:2020年6月4日 18時

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