三橋貴志 リクエスト ページ12
. ※夏※
ツンツン
｢…｣
ツンツン
｢…｣
ツンツn｢っんだよ、鬱陶しいなA！！｣
『あ、やっと反応した』
さっきからずっと背中をつんつんつついても無反応だった貴志がようやく振り向いた
鬱陶しいと言いながらも口元がにやけている
｢あ、やっと反応した じゃねぇよ！人の背中をツンツンツンツンしやがって｣
ったく、と呆れたようにため息をつく貴志
『ね、明日海行かない？明日土曜日だし最近暑いし』
｢いきなりだな、オイ。…まぁ、いいんじゃねーの｣
『よし、じゃあ決定！伊藤くんとか誘ってくるー』
｢って待て待て待て!!!｣
伊藤くんのところに行こうとして貴志に背を向けた瞬間、腕を掴まれてぐるっと方向転換させられた。
って、顔こわ…。
｢なんでアイツらも一緒なんだよ！｣
『え、だってみんな一緒の方が楽しいし…』
｢はァ！？この三橋様が一緒に行ってやるって言ってんだぞ、二人っきりに決まっとるだろーが！！｣
『だってさっきまであんまり乗り気じゃないみたいな感じだったじゃん』
｢Aと出掛けるのに乗り気じゃねぇわけねーだろーが！！！｣
自分で言って自分で恥ずかしくなった貴志は、それだけ言うと
｢っじゃ、じゃあ明日ちゃんと家で待っとけよ！！！｣
と捨て台詞を吐いて走って行った。
────
翌日
更衣室から出た私は貴志を探してキョロキョロと辺りを見回していた
と、そこへタイミングの悪いことに、いかにもツッパリですという感じのガラの悪い集団が歩いてきた。
すれ違う瞬間、パッと腕を取られる。
昨日貴志にやられたのとは違う、遠慮のない掴み方に思わず眉間にシワが寄った
『なんですか』
｢お姉さん一人なんでしょ？俺たちと遊ぼうよ｣
ニヤニヤと笑みを浮かべる男達に腹が立って思いっきり腕を振り払った。
｢っこのアマ！優しくしてやったら調子乗りやがって｣
それが癇に障ったのか、逆上した男が腕を振り上げてきた
っやばい！咄嗟に固く目を瞑った
しかし、いくら待っても痛みはやって来ない。
不思議に思って目を開けてみると、男が地面に倒れ込んでいた。
『え、』
思わず後ずさると背中にトンと何かが当たる。
確かめようと振り返る前に、後ろから腕を腰に回されてぐっと引っ張られた。
それと同時によく聞き慣れた、それでいていつもと全く違う低い声が聞こえてきた。
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pico(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» リクエスト了解致しました！少々お時間下さい。 (2019年1月1日 22時) (
レス) id: 9523295b39 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - リクで夢主と片桐が相良様を騙してるのが見たいです(騙された大賞みたいな感じで) (2019年1月1日 21時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
pico(プロフ) - 水空色さん» 了解致しました！両方書かせていただきますね!!期待せずにお待ちください！ (2018年12月28日 18時) (レス) id: 9523295b39 (このIDを非表示/違反報告)
水空色(プロフ) - picoさん» はい！！忙しければ片方で大丈夫です！ (2018年12月28日 15時) (レス) id: c0998fa5ff (このIDを非表示/違反報告)
pico(プロフ) - 水空色さん» リクエストありがとうございますー！それは片桐さんのお話と相良さんのお話をそれぞれ1話ずつ、ということでいいんでしょうか…？ (2018年12月28日 13時) (レス) id: 9523295b39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pico | 作成日時：2018年11月20日 23時
