【文スト】逆トリップってこんなだっけﾘﾀｰﾝｽﾞ

リターンズ21 ページ26

夜になった。

織田作はどうしようかと
話をして、中也さんが急遽
仕事が入ったとのことなので
2人で中也さんの家に帰ってきた。

織「太宰以外の幹部の部屋に入るのは
もしかしたら初めてかもしれない。」

そういいながら部屋をキョロキョロと
見回して「掃除してある…(ﾎﾞｿｯ)」と
言葉を零した。

…もしかして、治の部屋と
中也の部屋を比べてるのかな。
まだ、治の部屋は漫画やアニメで
しか見たことないからなぁ…。
でも、治か〜…。なーんか嫌な予感。


織「咖喱食べたい。」
彩加「………………………………。」

そんな考えも彼の一言で
すっ飛んでいったのだった。

彩加「…すぐ作ります。」

………………………………………………。

彩加「ホイ。咖喱。」

そういいながら、
水につけられたスプーン入りのコップと
出来立てアツアツの咖喱を置いた。

織「…！！この咖喱…。」
彩加「…貴方が通って食べていた
咖喱、再現してみました。」

お口に合えば…と言う前に
既に織田作は咖喱に食らいついていた。
これでもかっ！！って程
大量にスパイスを突っ込んだ。
お陰で咖喱スパイス全て使い切った。
だけど、咖喱を涙ながらに美味しそうに
食べる彼を見たらそんな考えも
全て吹っ飛んでくれる。
織田作はどんどん食べて
咖喱を



全て、完食した。

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