・ ページ18
思い出した社長は、さらにテンパり始め、水がある床へと座り込み頭を抱える
だがどんなに否定しても現実は変わらない
「はぁ...悩むのは勝手だし、好きなだけやれよ...って感じなんだけど。」
「こっちは苦労したのよ？」
「たく、一週間も放浪しやがって...！」
「！？」
「一瞬の事で死んだ自覚がなかったんだろうけど...本当なら直ぐにでもこれに乗ってお前は地獄へ行ってたはずだったの！」
「けど幽体でその辺ふーらふら出ては毎晩意味わかんない理由付けて乗ってこないし...。」
「それであの世でお前を恨んでる奴ら連れてお迎えに来てあげたのよ？感謝してよねぇ...」
そう言うと、怯えた社長の肩に手が乗ってくる
そして背後には死んだ部下達の幽霊が...
「ひぃぃｯｯｯ！！！！」
叫び声を上げるのを見ても波音は嫌そうな顔をしながら耳を両手で塞ぐ
「むッ...がｯ...ｯｯｯ!!?」
部下達に取り押さえられているのをなんとか振りほどこうと叫びながら抵抗していれば、いきなり水の玉みたいなものが口に入ってくる
まるで水の中にいるように社長は息が出来ず、なお暴れた
その姿を見て恵は不気味な笑顔を向けた
「その命を持って償え...」
低い声でそっと呟いた瞬間、
「骨壺ぉ〜。骨壺ぉ〜。次の停車駅は終点、地獄ぅ〜！」
次の駅、骨壺へと到着
駅のホームでは猫娘がランプを持って立っていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 29人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
騎姫(プロフ) - その話に少しですがハクを登場させてます（笑）良ければ是非見てください（笑） (2018年6月7日 17時) (
レス) id: 48f31c4dd9 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - よくよく考えたら超絶可愛いですよ・・それと、すねこすりのハクくん、主をよろしく頼みましたよ、騎姫さん、ヒロインさんとハクくんをとことん応援しています、幽霊電車の次回は鏡じじいですので気を付けて下さい、水分補給もお忘れなく。 (2018年6月7日 16時) (レス) id: 7cd0816ef6 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - 私も放送あった時、これはペットにしなきゃ！ってなりました（笑）可愛いですよね、そしてあの話は本当に泣けました…。パペット！可愛いんでしょうね(･∀･)！ (2018年6月7日 0時) (レス) id: 48f31c4dd9 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - こんばんは、騎姫さん、ヒロインさんがすねこすりと契約をなして、名前を付けたそうですか…実は私もすねこすりマジ好きです、更に妖怪大戦争のすねこすりのパペットを持っています。（＾ｖ＾） (2018年6月6日 23時) (レス) id: 7cd0816ef6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：騎姫 | 作成日時：2018年5月27日 1時
