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部下は顔を上げ、社長をじーっと何か言いたげな表情で見つめた
「おい、何だその目」
電車がトンネルへ入っていく
それと同時に架線から火花が飛んで、電気がフゥっと消えて真っ暗になてしまった
「社長ぉ…」
どこからか死にそうな声が聞こえで社長を呼ぶ
前を見ると前の座席に座っていたのは見知らぬ先程まで座っていた乗客達ではなく、社長のよくしら人物...
「国…重？な、何だよ生きてたのか。ったく、お前つまんねぇ嘘吐きやがって！見ろよ！国重が…っ！？」
社長が横に居る部下を見る
そしてもう一度前に座っている国重を見た
しかし国重の姿がはそこには無い
社長は立ち上がり、驚いた表情で前の座席に近寄った
「そんな…！？」
座席を触ると、ピチャっと手が濡れる
「ぬ、濡れてる！？」
恐くて後ろへゆらゆらと下がる
その下がった方から死にそうな声が聞こえてくる
バッと後ろを向く
そこには今までに死んでここにはもういないはずの部下達が立つ
「塩…田？杉本…？柴崎？」
トンネルから出ると消えていた電気がつく
光さすその場所に亡くなった部下達は居なくなっていた
「どうしたんです？幽霊でも見た様な顔になっちゃってますよ？」
「そ、そんな事はねぇ…。だ、大体…幽霊なんか居ねぇしな」
「そうですよね！」
(そ、そうさ。幽霊なんか居ない…俺は取り憑かれる様な事は何にも…)
心で何度も唱えるように言い聞かせた
だが脳内に浮かぶのは先程現れた部下達にしてしまったいじめの様な行動
そして最後に見えたのは...
「！？」
「どうしました？」
社長は驚きながら勢いよく部下を見る
「い、いや…」
(大丈夫だ…俺は間違ってない！仕事ってのはそういうモンだ！)
「そうだ...！
だからそう...ｯ...アレだって…俺の所為じゃ無いｯｯｯｯ！！！！！」
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騎姫(プロフ) - その話に少しですがハクを登場させてます（笑）良ければ是非見てください（笑） (2018年6月7日 17時) (
レス) id: 48f31c4dd9 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - よくよく考えたら超絶可愛いですよ・・それと、すねこすりのハクくん、主をよろしく頼みましたよ、騎姫さん、ヒロインさんとハクくんをとことん応援しています、幽霊電車の次回は鏡じじいですので気を付けて下さい、水分補給もお忘れなく。 (2018年6月7日 16時) (レス) id: 7cd0816ef6 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - 私も放送あった時、これはペットにしなきゃ！ってなりました（笑）可愛いですよね、そしてあの話は本当に泣けました…。パペット！可愛いんでしょうね(･∀･)！ (2018年6月7日 0時) (レス) id: 48f31c4dd9 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - こんばんは、騎姫さん、ヒロインさんがすねこすりと契約をなして、名前を付けたそうですか…実は私もすねこすりマジ好きです、更に妖怪大戦争のすねこすりのパペットを持っています。（＾ｖ＾） (2018年6月6日 23時) (レス) id: 7cd0816ef6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：騎姫 | 作成日時：2018年5月27日 1時
