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「...！」
「(みつけた...)鬼太郎！」
木々を渡り鬼太郎の気配をおっていれば、一反木綿に乗る鬼太郎と猫娘と合流する事が出来た。
「紬！なんでお前がここに...」
「そんなことより！大変なの、あんたも来て！」
「ぇ、あ...はい。解りました...。」
現状を全く理解出来ていないが、猫娘から来るように言うのは珍しい...
相当焦った状況化なのだろうと思った紬は疑問はあれど、すぐ様了承し一反木綿のあとをついて行く。
「人間の男の子、ですか...」
「あぁ、さっきまでここを案内してたんだ」
「だけどなんか山爺の実を取ったみたいで...」
「追われているのを助けるために今動いている、というわけですか...」
「その通りじゃ！」
裕太を探しながらことの経緯を大まかに紬に伝えれば、すぐに状況を理解したようだ
「では理解も出来ましたし、私の式達にも探して頂きましょう」
「式ｯ！」
手のひらにたくさんの正方形の小さな紙切れを軽く息を吹き、声を発すと同時に印を結ぶ。
舞い散る紙吹雪はみるみる、小さな紙の蝶へと姿形を変えてそれぞれに待っていく。
「どうだ、見つかりそうか？」
「えぇ。少し先にある枯れ木の中に隠れている男の子が居るようですね...」
一羽の蝶がこちらへ戻ってきた
そして指に止まり、紬はそこから蝶が見た記憶を読み取り鬼太郎達に伝える。
どうやら裕太は触手から逃れるため折れた枯れ木の中に潜り、触手が居なくなったと思いそこを出て走った…
だがそれが山爺に見つかり、また触手に追いかけられていた。
すぐに紬が示す場所へ向かう
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騎姫(プロフ) - サヤノさん» サヤノさんお久しぶりです！そうですね笑 (2019年9月5日 4時) (
レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - まぁ、なんだかんだ言って、裕太さんは鬼太郎に伴って妖怪や鈴鹿御前を良く御存じでしたね、もしかしたら裕太さんのお婆様は妖怪に詳しいですよ。 (2019年9月3日 21時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：騎姫 | 作成日時：2018年5月15日 0時
