不思議の森の禁忌 ページ1
穏やかな昼下がり
紬は久々にゲゲゲの森へ足を運んでいた。
今日は珍しく妖怪退治の依頼もなくゆったりとした時を過ごせていた
なのでたんたん坊の時に鬼太郎に迷惑をかけ、少し怒らせてしまったこともあり...
そのご機嫌取りも兼ねてアップルパイを作り持っていくことにした。
「鬼太郎いますか？」
鬼太郎の家に着き、簾の前で声をかけるが返事がない
「鬼太郎...？入りますよ？」
痺れを切らした紬は、そっと簾を手で軽く払い中を覗いた
「あら？いませんね...」
(どちらへ行かれたのかしら...。)
中へ入り辺りを見渡すも誰もいないようだ...
「仕方ありませんね、焼きたてを召し上がって頂きたかったのですけれど...」
「アップルパイ、ここに置いて...と。」
ちゃぶ台にアップルパイの入った箱をそっと置き、窓から周りを見て鬼太郎の気配を探り呼びに行こうとした時...
「！」
(森が、騒がしい...)
もしかしたら鬼太郎が居ないのと何か関係があるのかもしれない
鬼太郎の気配をすぐ様探り当て、窓から出てそのまま木々を伝ってその場所へと急いだ。
(鬼太郎ｯ...)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 27人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» サヤノさんお久しぶりです！そうですね笑 (2019年9月5日 4時) (
レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - まぁ、なんだかんだ言って、裕太さんは鬼太郎に伴って妖怪や鈴鹿御前を良く御存じでしたね、もしかしたら裕太さんのお婆様は妖怪に詳しいですよ。 (2019年9月3日 21時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：騎姫 | 作成日時：2018年5月15日 0時
