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紬の屋敷は結界の中にある為、紬と紫が許した者しか入ることが出来ない。
だから一か八かでこの屋敷に繋がる道へ無我夢中で走った。
「はぁはぁはぁ…ッ」
「な、なんとか…撒けたっ…はぁー」
「何が撒けたとな？」
「ふおわぁぁぁぁぁぁ」
息を整えていれば後ろからいきなり声がした事に驚きすぎてとんでもなく大きな声を上げてしまう。
「囂しい…！！」
「痛っ！」
叩かれた頭を両手で抑えながら叩いた相手である紫をちらりと見る。
「それで、何を騒いでおったのだ…」
「え？！ぁ、あー…っと」
(本当のこと話したいけど…今ここで紫さんに話したらきっと師匠にも伝わっちゃうよね)
西洋妖怪のことやまだ行方が掴めていない子泣きじじいの件もある、なのにこれ以上問題を増やしてまたもし紬に何が起こったら…彼女に余計なことで心配かけたくない。
「あれですよ！そう！あれ！」
「ひとりかけっこ！してたんです！！！」
「は？」
「も、もうすぐ短距離走するんですよ〜体育の授業で！！！！」
「……」
さすがにキツい言い訳な気もするが今の千鶴にはこれしか思いつかなかった。
「ほぅ…。まあよい、お主のやんごとなき事情など興味の欠片もないわ」
「わぁー。超バッサリー…」
「そんなことよりもだ。早う夕餉の支度の手伝いをしてこい。食し終えねば紬が出かけれぬだろう」
「え！まだ見つからないんですか、こなきさん……っ」
「こなきだけじゃないぞ！」
「ハクくん！」
畑仕事が終わり、いつものように千鶴を出迎えに来たハクは今日一日の出来事を千鶴に話す。
「おばばや他のやつらも次々と行方知れずになってる…」
「だから千鶴もお前も気をつけろよ。」
「そ、そんな…」
(もしかして、あの二人がなにか関係してるの？)
先程のことを思い出した千鶴は、まさか…
と、表情をくもらせる。
「どうかしたのか？千鶴、顔色悪いぞ。大丈夫か…？」
「だ、大丈夫だよ！」
「ほんとか〜？」
「ほ、ホントだも〜ん！」
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夜 - とても面白くていつも続きを楽しみにしてます。更新頑張ってください！ (11月24日 23時) (
レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - お久しぶりです、かれこれ令和5年になりましたが、状況が変化しましたね? 早いとこベアードやブリガドーン計画を止めなくては鬼太郎達やまなさんと魔女姉妹が心配です、くれぐれも気をつけてください。 (2023年2月9日 11時) (レス) @page5 id: 8a917fb5a5 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - メグさん» 大丈夫ですよ^^ (2023年1月1日 20時) (レス) id: 2bbd06e138 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - メグさん» こちらこそ引き続き見ていただけて嬉しいです！ありがとうございます(><)！ (2023年1月1日 20時) (レス) id: 2bbd06e138 (このIDを非表示/違反報告)
メグ(プロフ) - お名前の変換ミスすみません汗 (2023年1月1日 16時) (レス) id: f5e2b0f925 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：騎姫 | 作成日時：2023年1月1日 1時
