・ ページ39
ディアブールたちが去って数分後に紬と鬼太郎が現地に到着、ことの流れを波音と優人から聞いていた
その時にはもう既に雪麗の姿はなく、残っていたのは彼女が戦ったという痕跡のみだった。
説明を終えた波音は周りで気を失っている人間たちの安否確認を紬にへと頼む
「全員命に別条はないようですね。」
「そう…。」
(理由はともあれグレイスの力が弱まったおかげで必然的に人間たちへ魂が戻ったみたいね。)
紬の言葉にそう推測を立て胸を撫で下ろす
どうやら上から小言は言われたとしても騒動になることはないようで助かった。
もしここで問題を起こせば今後西洋妖怪たちとの戦いに関与できなくなるかもしれない
できることならそれは避けたい
グレイスの今回の態度を見る限り優人を狙うようなことは無いとは思うが、他の西洋妖怪たちが狙わないという可能性は消えてはいない
そう考えただけでゾッとする
「それにしても波音が無事で本当によかったです…。」
「もう紬は心配しすぎよ〜、このあたしがあんな西洋かぶれの人魚に負けるわけないでしょ?」
「の、わりにはボロボロだけどな。」
「な!これはそこのバカが捕まったりするからちょっと油断しただけよ!」
今回の元凶とも言える優人を勢いよく指差し鬼太郎へ抗議する
「うっ…ほんと、ごめんなさい。」
これに関しては反省している様子の優人は分かりやすくしょげていた。
「は、波音!動いては行けません!」
傷の手当中にいきなり波音が動くものだからそれを否めれば波音は渋々指を下ろして黙った
「それにしても西洋妖怪…のグレイスはかなりの強者だったようだな。」
「そりゃそうよ。」
「アニエス!」
空から箒に乗ったアニエスと千鶴が現れる。
地上に降り立つと紬たちの所へ歩み話を続けた。
18人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» コメントありがとうございます。話も少しずつまた書き始めました!ぜひこれからの展開に期待していて欲しいです^^ (2020年4月15日 15時) (レス) id: 2af174ce95 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 騎姫さん» 他にも、ベリアルだけではなく、古の古狐の白山坊と西洋悪魔のブエルもいます、それに、もしかしら色んな妖怪は鈴鹿御前とは知り合いかもしれません、いずれアルカナの指輪を探してブリガドーン計画を止めさせる可能性があります、私は鬼太郎と紬さんを信じます。 (2020年4月15日 14時) (レス) id: 64ba08fb42 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» ありがとうございます!頑張って書きます! (2020年4月7日 19時) (レス) id: 2af174ce95 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 騎姫さん» こんばんは、もしディアブールとの戦いが終わったら、楽しみの二度境港の大山に行って天狗の小次郎の恋の事や西洋悪魔ベリアルとの戦いも楽しみですね、焦らず頑張って書いて下さい。 (2020年4月7日 18時) (レス) id: 64ba08fb42 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» コメントありがとうございます。そうですね、新型コロナウイルスで皆さん大変見たいですね…。はい、終わりましたね、鬼太郎^^;なのになかなか書けずすみません(´;ω;`) (2020年3月31日 17時) (レス) id: 2af174ce95 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:騎姫 | 作成日時:2019年5月8日 12時