・ ページ18
＿＿止めてｯ…私たちが何したっていうの!?
＿＿淡海ｯｯ…いやぁあぁぁぁｯｯｯｯ!!!!!!
＿＿殺してやるｯ....皆殺しにｯｯｯｯしてやるｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯ
ーーーー
「ｯはっ....！」
目が覚めればそこには自室の天井が見える...
息を整え、冷や汗をかいた自分の手を見る
「ｯ！？....ﾊｧﾊｧ........っ」
一瞬、手が血塗れになっているように見え驚く...
「ｯ....なぁに動揺してんのよ、もう...終わったことじゃない........っ」
溜息をつき後ろからベッドに倒れ込む
あの忌わしき村人達と鬼道衆をこの手にかけた事を後悔したことなんていままでなかった
でも、彼と出逢ってふっと思う様になったことがある...
確かにあのもの達は許されないことをした
だが村人達の中にはその事を何も知らない者がいたかもしれない...
「こんなくだらないことで悩むようになったのも全部あのバカとのせいよ....っ」
まさか自分が人間に恋をするとは思わなかったけど、
想いが通じた時はただただ嬉しかった
なのに今は、
(こんなにも苦しい....っ)
「壊すのはあんな簡単なのに...守るのって........なんでこんな難しいの...ｯ...........」
優人を守るためにもこのまま遠ざけ嫌われていた方がいいのに....
それをいざ実行しようとスマホを握り連絡先から彼の名前を選び後は通話ボタンを押そうとするが...
何度やってもその後一歩が出来なかった
「淡海…」
「…お姉ちゃんわかんなくなってきたよ........」
「あんただったらこんな時...どうした？....ｯ」
そんな事を聞いたって声が帰ってくるわけがないのに....
ﾌﾞｰﾌﾞｰﾌﾞｰ....！
「！」
枕元の横に置いていたスマホが震え、現実に引き戻される
「....え？なんなの....っ！」
(紬！？)
紬からのメッセージを見た瞬間、波音は急いで部屋を出ていった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 18人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» コメントありがとうございます。話も少しずつまた書き始めました！ぜひこれからの展開に期待していて欲しいです^^ (2020年4月15日 15時) (
レス) id: 2af174ce95 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 騎姫さん» 他にも、ベリアルだけではなく、古の古狐の白山坊と西洋悪魔のブエルもいます、それに、もしかしら色んな妖怪は鈴鹿御前とは知り合いかもしれません、いずれアルカナの指輪を探してブリガドーン計画を止めさせる可能性があります、私は鬼太郎と紬さんを信じます。 (2020年4月15日 14時) (レス) id: 64ba08fb42 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» ありがとうございます！頑張って書きます！ (2020年4月7日 19時) (レス) id: 2af174ce95 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 騎姫さん» こんばんは、もしディアブールとの戦いが終わったら、楽しみの二度境港の大山に行って天狗の小次郎の恋の事や西洋悪魔ベリアルとの戦いも楽しみですね、焦らず頑張って書いて下さい。 (2020年4月7日 18時) (レス) id: 64ba08fb42 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» コメントありがとうございます。そうですね、新型コロナウイルスで皆さん大変見たいですね…。はい、終わりましたね、鬼太郎^^;なのになかなか書けずすみません(´；ω；｀) (2020年3月31日 17時) (レス) id: 2af174ce95 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：騎姫 | 作成日時：2019年5月8日 12時
