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「そうですね、けれど波音は決してそれだけが理由で動いているわけではないのですよ。」
「え？」
「優人さん、人魚の涙....真珠を肌身離さずお持ちですね？」
「そ、それってこれですよね....でもこれがなにか？」
「それは昔、波音さんが地獄送りにされる際別れた妹さんの娘さんに持たせたものなのですよ。」
「え....っ？」
「薄黄色は妹さんの、そしてもうひとつの水色が........波音のものです。」
「！」
「人魚はそれを持って生まれるんだ。それは人魚にとって命の欠片とされている。だから大切なものに渡すことで自分の代わりに守ってくれるお守りのようなものだと昔から言われているらしい。」
「！........そ、それって....！」
心当たりがある
良くないものが生まれつき見えていた優人だったが危ない目にあいかけるといつもこの水色の真珠が守ってくれていた
薄黄色の真珠は元々妹が持っていたが亡くなってからは優人が所有していた
なんでこんなものが家宝として受け継がれていたのかは分かっておらず、ただはるか昔御先祖様が持っていたものを代々引き継がれているということくらいしか分かっていなかった
けれどこれで全てが繋がった...
「アナタは妹さん夫婦と波音が守った赤子の子孫なのですよ....」
「！」
「どこかで行き続けていることを願っていた波音は人間を心から憎めなかった。だってその中にその子の子孫がいるかもしれないから...」
「きっとあいつはそう思うことで心のバランスを保ってきたんだろうな。」
「えぇ...」
「優人さん、人間と妖怪は分かり合うのは難しい。だからこそ衝突してでも話し合うべきだと僕は思う。」
「鬼太郎さん....」
「ふふふ〜、そうですね。そのポケットからでているもの...波音に渡すつもりなのでしょう？」
「え！？(す、凄い....バレてる........！)」
二人に声をかけられた際、咄嗟にパーカーのポケットに無造作に入れたチケットを指さされ慌ててしまう
「よければ私から渡しておきますよ。きっと波音も謝りたいと思っているはずですから。」
「っ！はい！ありがとうございます！」
「波音と末永くお幸せに〜ふふふ」
「....//........っはい！」
そう言うと紬と鬼太郎はその場を後にしていった
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騎姫(プロフ) - サヤノさん» コメントありがとうございます。話も少しずつまた書き始めました！ぜひこれからの展開に期待していて欲しいです^^ (2020年4月15日 15時) (
レス) id: 2af174ce95 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 騎姫さん» 他にも、ベリアルだけではなく、古の古狐の白山坊と西洋悪魔のブエルもいます、それに、もしかしら色んな妖怪は鈴鹿御前とは知り合いかもしれません、いずれアルカナの指輪を探してブリガドーン計画を止めさせる可能性があります、私は鬼太郎と紬さんを信じます。 (2020年4月15日 14時) (レス) id: 64ba08fb42 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» ありがとうございます！頑張って書きます！ (2020年4月7日 19時) (レス) id: 2af174ce95 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 騎姫さん» こんばんは、もしディアブールとの戦いが終わったら、楽しみの二度境港の大山に行って天狗の小次郎の恋の事や西洋悪魔ベリアルとの戦いも楽しみですね、焦らず頑張って書いて下さい。 (2020年4月7日 18時) (レス) id: 64ba08fb42 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» コメントありがとうございます。そうですね、新型コロナウイルスで皆さん大変見たいですね…。はい、終わりましたね、鬼太郎^^;なのになかなか書けずすみません(´；ω；｀) (2020年3月31日 17時) (レス) id: 2af174ce95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：騎姫 | 作成日時：2019年5月8日 12時
