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夕方の街中....
まなはスマホを眺めながら複雑そうに苦笑いしていた
「あちゃー...ねこ姉さんがハロウィン嫌いだなんて知らなかったよー。」
「アニーもアパートに行って誘ったんだけどねぇ〜....興味ないって、断られちゃった。」
「そっかぁー....
ねこ姉さんも来ないみたいだし、じゃあ二人で行こっか。千鶴!」
「ん、うーん....、私もちょっと........」
笑顔なまなだったが千鶴は歯切れの悪い表情を浮かべていた
「え!もしかして千鶴もハロウィン苦手だった?」
「き、嫌いではないよ。やったこともないけどねー...ははは........」
「じゃぁー、何か用があった?」
「用っていうか....」
「もしかして修行?」
「ふぇ!?し、知ってたの....?!!」
「じ、実は....紬お姉ちゃんがね、気分転換に千鶴を連れ出してあげて欲しいって頼まれてたんだぁ〜。」
「それと、千鶴がどうしてここへ来たのかも紬お姉ちゃんが教えてくれて...」
「なぁーんだ私の家の事情聞いてたのかぁ〜、そっか、そっか。」
「怒って、ない....の?」
「怒らないよ!というか逆にビックリしたでしょ?普通の人達とは遥かに違う世界の話だもん。ははっ....」
「そ、その....難しい事は私には分からないし、いいアドバイスとかも出来ないと思う........でもね!」
「友達が目の前で悩んでいるのにほっとけないよ!辛い時はそばに居るし、泣きたい時は私も一緒に泣く!!」
「まな....」
「それが本当の友達でしょ?」
手を握り必死に訴え掛ける
まだ会って間もないのに、まなは自分の事のように千鶴を心配した
それがひしひしと伝わる千鶴は嬉しそうにまなを見つめた
「ははは、そうだね。きっとそうだ...ありがとうね、まな。」
「よし、なら気を取り直して!行こう、千鶴!!」
「うん!」
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サヤノ - こんにちは! 騎姫さん、次回は未知なる妖怪との再会と出会いが鈴鹿御前を待っていると私は鈴鹿御前を信じています。 (2019年5月5日 13時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - みっこさん» みっこさん、またコメントして頂き嬉しいです!はい、頑張っていきます(*´`*) (2019年4月28日 11時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
みっこ - 続編おめでとうございます!これからも更新頑張って下さい!応援してます! (2019年4月27日 20時) (レス) id: f38aff3a8c (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» 知っていますよー、私も仕事にしょうが出るのであまり得意じゃないですが...嫌いでもないですね(笑) (2019年4月27日 16時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 騎姫さん、『ハロウィン爆発しろ』という言葉は御存じでしょうか? 私はリアルハロウィンの満喫を楽しみたい事は知っています、 映画で話題の大人ハロウィンは魅力的ですね? (2019年4月27日 15時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:騎姫 | 作成日時:2019年4月25日 20時