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「まな、無事だったんだな....」
「うんっ....」
「まなちゃん、....その、千鶴さんは....今どこにっ」
「まだっ....中に!お願い!千鶴を助けて!ひとりで西洋妖怪のカミーラって人と戦おうとしてる!」
「!」
「...っ」
まだ出逢って共に過した時間は短い
けれど彼女は妖人の事を全て話しても驚いてはいたが快く刀を託してくれた
理解しようと努力してくれて、変わらず笑いかけてくれる
__師匠〜修行付き合って下さい!
__今度は絶対負けませんからね〜
__私、師匠みたいに強くなります!
今でも彼女の声が聴こえる
「...ッ...」
私が巻き込んでしまった
やっぱり彼女を返すべきだった
頭の中に流れてくるのはヴォルフガングに痛めつけられた千鶴の姿
またあんなふうになってしまったら?
怖い...
ごめんなさい...
結局またアナタを危険な目に合わせてしまっている
そう思いにふけっていれば....
「紬!」
その声にハッとなる
手をそっと鬼太郎は重ね優しく握りこちらの世界へ引き戻される
その手はとても暖かった...
「鬼太郎...っ」
「大丈夫、助けよう。僕たちで」
「......はい。」
恐怖を抱えていた瞳にもう迷いはなかった
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サヤノ - こんにちは! 騎姫さん、次回は未知なる妖怪との再会と出会いが鈴鹿御前を待っていると私は鈴鹿御前を信じています。 (2019年5月5日 13時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - みっこさん» みっこさん、またコメントして頂き嬉しいです!はい、頑張っていきます(*´`*) (2019年4月28日 11時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
みっこ - 続編おめでとうございます!これからも更新頑張って下さい!応援してます! (2019年4月27日 20時) (レス) id: f38aff3a8c (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» 知っていますよー、私も仕事にしょうが出るのであまり得意じゃないですが...嫌いでもないですね(笑) (2019年4月27日 16時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 騎姫さん、『ハロウィン爆発しろ』という言葉は御存じでしょうか? 私はリアルハロウィンの満喫を楽しみたい事は知っています、 映画で話題の大人ハロウィンは魅力的ですね? (2019年4月27日 15時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:騎姫 | 作成日時:2019年4月25日 20時