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「つ、むぎ....？」
先程まで気を失い倒れていた紬がいきなり起き上がり立ち上がった
それを見た猫娘と砂かけ、目玉おやじがそれぞれに紬の名を呼ぶ
「！」
鬼太郎も心配になり後ろを振り向けば....
魔法で苦しんでいたはずの紬がこちらへ歩いてきていた
「....！紬、やめｯｯｯ」
手を伸ばすがそれは届くことは無かった
髪を結っていた紐に手をかけそれを意図も容易く解き手を離せば風に煽られ鬼太郎の所へ飛んでいく
結紐を解いた瞬間、妖人の力が解放され....それと同時に妖力強化の魔法が消え去る
開かれた目は紅色に染まっていた。
妖力強化の魔法が消え去ったことに気付いたアニエスは紬にへと目線を送る
「…え？(私の魔法が....消えた!?)」
「やめろっ！紬！！！」
鬼太郎たちの前からは大きな妖気の流れが湧き出し、圧が風となって鬼太郎達に降り注ぐ
風が止み、それとほぼ同時に鬼太郎たちの前から姿を消し見つけた時にはヴォルフガングが紬の回し蹴りで凄まじい勢いで吹っ飛ばされていた
「ぐｯｯｯあｯｯｯｯｯｯ！！！！」
壁にめり込み次の攻撃に備えて起き上がろうとするが....
瞬時にヴォルフガングの前に現れる勢いをつけお腹に直様蹴りを入れる
「ｯｯｯあ"ぁぁぁぁぁｯｯｯｯｯｯｯｯｯ....」
それを見た鬼太郎達は驚きと呆然の表情を浮かべる
「ま、まずいぞ鬼太郎！早く結紐を....！」
「早く結ばないと紬が....！」
「けどなんで？....妖人の力は全部紫が自分の身体に移したんじゃないの....！」
「詳しくはわからん！じゃが....あれは間違いなく妖人化した時の紬じゃ！」
「ならば早う結紐を紬の髪に結ばんと力が抑えられず暴走し続けてしまうぞ、鬼太郎！」
「あ、あれが....妖人の力！？....はっ....！」
油断していたアニエスはアデルに後ろを取られ結界で捕まってしまう
「な、なにっ....！？」
紬は木をつたいアデルの所まで飛んで行ってしまう
「紬！マズイあのままだと紬が....」
「行くんじゃ鬼太郎！紬を追うんじゃ！！」
「はい！父さん！！」
鬼太郎も走って行き、一反もめんが丁度駆けつけ鬼太郎を乗せて行く。
「アニエスと指輪を....紬を頼むぞ、鬼太郎！」
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サヤノ - 騎姫さん» 出来れば、鈴鹿御前の様々な刀の底力とか、千鶴さんが何故鬼滅師の端くれだった事を知りたかったです。 (2020年4月5日 20時) (
レス) id: 7cd0816ef6 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» 『大嶽丸』は今後もたくさん話に出てくるので重要人物の一人です。そして紫も何かを隠しているようですね（笑）これ以上はネタバレになるので言えませんが、楽しみにしていてください！ (2019年4月9日 9時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 騎姫さん、西洋妖怪との戦いの最中に鈴鹿御前の内なる何かが暴走です、大嶽丸の名前に苦しんでます、気を確かに！ 頑張れ！ (2019年4月9日 7時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます（笑）頑張って書きます！ (2019年4月6日 15時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 続編おめでとうございます！コメントですけど春のケーキどうぞ。（優しい笑顔） (2019年4月6日 13時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：騎姫 | 作成日時：2019年4月2日 13時
