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「ねぇ、話....終わった？」
痺れを切らしたアニエスが暖簾を捲り中へ顔を出した。
「ちょっと！勝手に入ってこないで！」
「ね、猫ちゃん...！ごめんなさいね、お待たせしてしまって........」
「な！なんでこいつなんかに謝るのよ！こいつのせいであの子は...未だに眠ったままなんでしょ....！」
「....っ」
それを聞いて表情を曇らせる
「えぇ...けれど、アニエスさんだって悪気があったわけではないわ。」
「紬は優しすぎ！」
「そうね、私もそう思う。」
「はぁ？！」「ね、猫ちゃん！」
今回の件でたくさんの者達が傷つき倒れた...
それをアニエスだってちゃんと分かってはいた
だがことは一刻を争う、もうなりふりなんて構っていられない。
「貴女、本当に鈴鹿御前の末裔？考えは甘いし優しすぎる。そんなんで大丈夫なの....」
【....お前、いい加減にしろ。】
その言葉にキレたのは意外にも紫だった...
「....っ！」
「ゆ、紫....っ」
アニエスの胸ぐらを掴み顔を一気に近づけ睨みつける。
【此奴が甘いのは確かだ、だがお前は紬の何を知っている？知ったようなことばかりを吐くなよ、西洋負勢が....っ！！！
お前たち西洋妖怪を見るだけで虫唾が走る。】
【今すぐに殺されたくなければ言葉を慎め。】
掴んでいた手を突っかえすように離し暖簾を雑に捲る
「紫....。」
【....ｯ.......気がそがれた、妾は帰る。何かあれば式を飛ばせ.......】
「........」
そう告げ去って行った紫の方を紬は悲しそうに見つめた...
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サヤノ - 騎姫さん» 出来れば、鈴鹿御前の様々な刀の底力とか、千鶴さんが何故鬼滅師の端くれだった事を知りたかったです。 (2020年4月5日 20時) (
レス) id: 7cd0816ef6 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» 『大嶽丸』は今後もたくさん話に出てくるので重要人物の一人です。そして紫も何かを隠しているようですね（笑）これ以上はネタバレになるので言えませんが、楽しみにしていてください！ (2019年4月9日 9時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 騎姫さん、西洋妖怪との戦いの最中に鈴鹿御前の内なる何かが暴走です、大嶽丸の名前に苦しんでます、気を確かに！ 頑張れ！ (2019年4月9日 7時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます（笑）頑張って書きます！ (2019年4月6日 15時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 続編おめでとうございます！コメントですけど春のケーキどうぞ。（優しい笑顔） (2019年4月6日 13時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：騎姫 | 作成日時：2019年4月2日 13時
