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境界線を引き終えたねずみ男は近くにあった岩場に腰掛け両者を眺める。
その隣で紬、紫、千鶴は話をしていた。
「うわぁ....完全に修羅場って感じですねぇ〜」
「いいですか？千鶴さん、いい子にするという約束で連れてきていることをお忘れなく。」
「はぁ〜い、師匠！」
【おい....、だからといって何故妾まで駆り出されておるのだ！】
「すみません、何だか胸騒ぎがして...」
【........】
紬の『胸騒ぎ』という言葉に紫はぴくりと反応し、ここへ逃げてきたという耳長たちを無言で見つめた。
「残念です...」
「うむ...」
鬼太郎は悲しげな表情を浮かべ、耳長は険しい顔をしていた。
「耳長さん、もう一度話し合いに応じてもらえないでしょうか？」
そんな中、紬は鬼太郎をフォローしようと耳長へ声を掛けるが....
「お嬢さん、もう何度もした...。だがやはり無理だ、だからこそ今後は互いに顔を合わせない。それがきっと最善の策なのだ」
それは呆気なく断られてしまう....
それを見ていた紫は腕を組みなおし、口を開く
【その判断、あながち間違いでもないな。】
「ちょっ！紫さぁん、何納得してるんですかぁ〜！！！」
【所詮異なるもの同士、手を取るのはそう容易くはないということだ。】
「そ、そうですけど〜！」
紫の言いたいこともわかる
このことは長年の課題とも言えるほどの壁だった。
そしてそれは人間と妖怪もまた同じだと言われている気がして千鶴は押し黙ってしまう...
だが頬を膨らませ、納得はいかないといった顔をしていた。
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騎姫(プロフ) - どういう風に話が進むのかはお楽しみに（笑） (2019年3月12日 14時) (
レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 騎姫さん、鈴鹿御前の末裔の紬さんの昔の好敵手のドラキュラ三世です・・鈴鹿御前の修行の最中にドラキュラ三世との勝負仲です、ドラキュラ三世はカミーラの弟様で九尾の姫の時と同じ設定でお願い致します！ (2019年3月12日 9時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - 雪華さん» そうですね、三世さん？は出ませんね（笑） (2019年3月11日 13時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - ミリアさん» ふふふ、ミリアさんケーキ(コメントの)ありがとうございます！ (2019年3月11日 13時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - 雪華さん» 雪華さんありがとうございます！そうですね今後どうのように展開するのか...。そして千鶴の成長にもご期待下さい（笑） (2019年3月11日 13時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：騎姫 | 作成日時：2019年3月11日 3時
