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「ふふっ。大目玉を喰らいましたな？」
「っ....！身の程を知りなさい。無礼ですよ...」
ヴォルフガングのこの態度がいつも気に食わないグレイスは食ってかかるように意見する。
「グレイス、構わん。」
「....」
だがそれをグレイスの前に一歩出て止める
ちらりとこちらを見てそう言われてしまえばもうグレイスは黙るしかない。
「で？指輪の所在は判明しましたか？」
「あぁ。日本だ」
「分かりました。ではこの私、ヴォルフガングが参りましょう。」
ヴォルフガングが転移魔法で姿を消したのを確認し、グレイスは再びアデルへと向き直る。
「アデル様、宜しかったのですか？あの様な輩に...」
「あぁ、今回は彼奴に任せる。」
「...仰せのままに。」
胸へ手を当て軽く頭を下げ承知すれば、アデルは申し訳なさそうに目を細めた。
「すまないな。お前にはいつも苦労をかける」
「何を申されるのですか...。
私は貴方様の母君様に命を救って頂いき返しきれない程の恩義があります。そしてその母君様から貴方様と、アニエス様のことを頼むと申しつかっておりました....」
「ですからアデル様はアデル様のなさりたい事に集中なさって下さい。」
アデルがまだ幼い頃、この城へ瀕死の状態で流れ着いたのがグレイスだった。
それを解放したのがアデルとアニエスの今は亡き母....
回復後は母親の側近として遣え、多忙な母親に代わりアデルとアニエスの身の回りの世話をしていた。
アデルが母親の跡を継いでからはアデルの右腕としてそばで支えている。
「あぁ、こんな私だが着いてきてくれ。アニエスの事で苦労をかけると思うが....」
「ふふ、アニエス様の面倒にはもう慣れました。」
「ふっ、そうか...。」
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騎姫(プロフ) - どういう風に話が進むのかはお楽しみに（笑） (2019年3月12日 14時) (
レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 騎姫さん、鈴鹿御前の末裔の紬さんの昔の好敵手のドラキュラ三世です・・鈴鹿御前の修行の最中にドラキュラ三世との勝負仲です、ドラキュラ三世はカミーラの弟様で九尾の姫の時と同じ設定でお願い致します！ (2019年3月12日 9時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - 雪華さん» そうですね、三世さん？は出ませんね（笑） (2019年3月11日 13時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - ミリアさん» ふふふ、ミリアさんケーキ(コメントの)ありがとうございます！ (2019年3月11日 13時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - 雪華さん» 雪華さんありがとうございます！そうですね今後どうのように展開するのか...。そして千鶴の成長にもご期待下さい（笑） (2019年3月11日 13時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：騎姫 | 作成日時：2019年3月11日 3時
