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「だ、誰っ？！」
アニエスの目の前に現れた名無しは指で方角を指し彼女をそちらへ誘導しようとする。
「！っ....自分の行く先は、自分で決める！！！」
名無しの指差す方向とは別の方へ逃げて行くアニエス、その後ろ姿を名無しは見つめた。
「魔女ノ子、魔女ノ子、魔法ノ子....。オ前ガ向カウハ我ガ望ミ........、、、」
ーーーーー
「！」
「紫？」
「オイどうしたんだよ、急に真剣な顔して....
ゆーかーりーーー？」
いつもの様に平和な日常を茶の間で過ごしていた紫と紬とハク。
するといきなりお茶を啜っていた手を止めたかと思えば、目を見開き何も無いはずの空を鋭い目付きで睨んでいた。
(....なんだ、この胸騒ぎは........それに、微かだが西洋のヤツらの独特な妖気も感じる....)
(くそ....っ！思ったより早かったな........)
「かり、ゆかり....紫！」
【！】
紬の声に紫は現実へ引き戻される。
「どうしたの？もしかして何か....「しっーしょーーーおぉーーーー！！！！」！」
紫がこんな風に上の空になるのは珍しく、こうなっている時は大抵何かが起ころうとしている時や起こっている時....
そう確信した紬は紫を解いた出そうとする。
だが離れた所から走りこちらへ向かってくる千鶴によってそれを遮られてしまう。
「滝行と薪広い終わりましたぁ〜！！！」
「あ、....ご苦労さまです。ふふ。顔、泥だけですよ。顔と手を洗っていらっしゃい、その後は少し休憩しましょう。」
「はい！師匠！！」
あの事件以降紬を師匠と呼び慕い、とても懐いていた。
【ふっ。】
「ん、何か言いたげな表情ですわね、紫？」
【お前が師匠とは世も末だなと、思っただけさ】
「呼ばなくていいと言っても聞いてくれないのですもの、仕方ないじゃないですか....！」
「けどよーあの時はびっくりだった、まさかあの子連れて帰ってくるとは思ってなかったからさ」
「オレはってきり里に返すために探してるとばかり思ってた」
【........】
「........」
ハクのその言葉に二人は顔を見合わせ渋い表情を浮かべる。
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騎姫(プロフ) - どういう風に話が進むのかはお楽しみに（笑） (2019年3月12日 14時) (
レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 騎姫さん、鈴鹿御前の末裔の紬さんの昔の好敵手のドラキュラ三世です・・鈴鹿御前の修行の最中にドラキュラ三世との勝負仲です、ドラキュラ三世はカミーラの弟様で九尾の姫の時と同じ設定でお願い致します！ (2019年3月12日 9時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - 雪華さん» そうですね、三世さん？は出ませんね（笑） (2019年3月11日 13時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - ミリアさん» ふふふ、ミリアさんケーキ(コメントの)ありがとうございます！ (2019年3月11日 13時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - 雪華さん» 雪華さんありがとうございます！そうですね今後どうのように展開するのか...。そして千鶴の成長にもご期待下さい（笑） (2019年3月11日 13時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：騎姫 | 作成日時：2019年3月11日 3時
