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「理由がどうであれ一応こうして来ているから行くべきだって父さんは言ってるけど…」
「乗り気のない顔ですね…分からなくはありませんが…」
【私はもうあやつの問題事には興ざめなのでな、行くのであればお前達で行け…】
そう呟き紫はどこかへと消えていってしまう。
「俺も、いいや…。今日の夕飯に魚でも取っとくよ。」
「ありがとうハク、助かります。」
紬はハクが縁側から出て行くのを手を振り見送った。
「さて、では私は祝い用の着物を出してきますね。先に言っていても構いませんが…」
「いや、僕はここで待っているよ。」
「そうですか？」
「猫娘から紬を連れてくる様にって何故か念を押されてるし…」
ここへ来る前、同じく知らせを受けた猫娘が鬼太郎の家に来て今後のことを話し合った結果…
紬が行くのであればちゃんエスコートするように、と言われた。
だが鬼太郎には少しその意味が難しかったのか、何故そこまで言われなくてはならないのかは分かっていない。
ただ最近の紬は人間が力を得た程度しか戦うことが出来ないことを牛鬼の一件の後に聞いていた為、心配ではあった。
なので一人にさせたくないのが本音だった…
勿論本人にはそのことを伝えるつもりは無い。
力を使えない事を1番機にしているのは紬自身だ…
それを言って紬の悲しそうな顔は見たくない…
「ではすみませんが、少し待っていてくださいね！」
「あぁ、…」
襖を上げ出る前に鬼太郎の方を振り向き嬉しそうに微笑みその場を後にして行った。
あの笑顔を守りたい…
鬼太郎はまた新たに心に刻むように誓った。
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サヤノ - 騎姫さん、大丈夫ですよ、鈴鹿御前さんには未知の妖怪事件や出会いと運命も色々ありますよ、頑張って進めて下さいませ！ (2019年2月5日 13時) (
レス) id: 41b29e3ed5 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» なかなか話が進まず、すみません！一応元気にしています（笑）そうですね、早くそこまで行けるように頑張りたいと思います！ (2019年1月26日 14時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - こんにちは、騎姫さん、お元気ですか？ 次回も楽しみにしてます、それともし鈴鹿御前と名前の無い画皮の場合は鈴鹿御前のヒロインが名前を与える儀式では銀嶺です・・お願いいたします！ (2019年1月26日 11時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
騎姫(プロフ) - サヤノさん» そうですね、早くこの話終わらせないと^^; (2019年1月11日 17時) (レス) id: ff6ff3fb72 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - いよいよ鬼太郎と鈴鹿御前VS石妖の決着です！ ヒロインさんは石妖さんの妖気にいち早く気づいたのは御前殿と昔の縁か好敵手かはとても気になります。 (2019年1月11日 17時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：騎姫 | 作成日時：2018年11月24日 20時
